吉田勝哉:サッカー
初めに。
今回は前回取材をした「奥ノ徹也さん」と一緒に渡航されたさんに取材を受けて頂きました。
紹介文
出身地:大阪
出身校:神戸弘陵 追手門
生年月日:1993年6 月13日
競技:サッカー
国:オーストラリア アデレード
主な経歴:小学校3年生からサッカーを初めて、高校までサッカーを続けた。
大学はフットサルと小学生に向けてコーチングを行った。
社会人を辞めてからコーチングとオーストラリアに向けての体づくり。
モットー:感謝。足元を救われないようにする。先を見過ぎずひたむきにやる。
質問欄
今回取材に応じて下さった理由は何ですか?
徹也とは元々こっちに一緒に来ていて徹夜からの紹介で取材を依頼されたので受けました。
僕自身が自分のやりたいと思う事をやっていたから少し興味もありました。
あなたの留学計画について詳しく教えて下さい。
サッカーのことは一から自分で調べて来ました。
徹也とは共通の友達がいてたまたま繋がって教えてもらいました。
徹也は元々タイに行っていて、初めて話したときにはお互いオーストラリアにいくことが決まっていたので一緒に来ることになりました。
現在ワーキングホリデーで来ていてセカンドビザも予定しています。
留学前の海外へのイメージはどうでしたか?
ワクワクしていた。
サッカーで海外デビューや!!って感じですね!
特別心配はしていなかったです。
今の時代、最悪携帯があるじゃないですか。笑
周りに留学を身近に感じれるような存在はいましたか?
地元の友達でサッカー留学をしていた友達がいて、その子が帰って来たタイミングで碁盤食べに行ったんですよね。
そのとき僕は社会人一年目だったんですけど、その友達が
「オーストラリアめっちゃちゃ楽しかった!!」
と言っていて、面白そうだし行ってみたいな〜と思いました。
結果的にはその子に話を聞いたことがきっかけでいくことを決意したことになりますね。
本人から特別深くは聞いていなくて、本当に興味本位から動き始めました。
留学後に変わった自分の考え方や価値観があれば教えてください。
全てに関して緩すぎる。
時間がゆっくり流れているように感じます。
せかせかしていないから、今は日本に戻りたくないというのが正直な意見ですね。笑
後は時給が高いので、少ない時間でもお金を稼げるからすごく楽です。
サッカーでは、日本人選手に求められていることを想像していたものが確信に変わりました。
オージー(オーストラリア人)は
日本人のイメージ=「走れる奴」「献身的に動く奴」
というイメージがあることを想定していました。
なので日本にいる時の体づくりの仕方もあえて体も大きくしようと思わず、走るトレーニングを主に行うことを意識しました。
結果的にチームメイトや監督から「走れる選手だ」と言われましたね。
後はいきなり入ってきた人に対して指示を出してくれない。
仲間内の何かがあることがすごく見えますね。
英語が伝わらないので仮に同じパフォーマンスの選手が居たら、間違いなくそのオージーの人が試合に出ます。
その人達に勝って試合に出るなら、英語力に勝るパフォマンスを身につける必要があると感じています。
留学中に困難を乗り越えた経験はありますか?
実はオーストラリアに来る1週間前に怪我をして、蹴ったら足が痺れるくらいの大怪我で。
どうしようかと考えていたのですが、現地に着いてチームに連絡したら「1週間後から練習きて」と言われて、そのままの足の状態でサッカーをしました。
案の定2、3週間パフォーマンスが全くでず、挙げ句の果てにシーズンギリギリまでテストされて最後の最後に「いらない」と言わレテ最悪でしたね。
その次のチームを探し、実際に見つけることが出来ましたがチームシーズン間近だったこともあり、チームが出来上がっていました。
結果的にはその落とされたチームがリーグ内の12チーム中11位で今所属しているチームが5位。
運よく監督も選手もいい人でとてもやりやすいチームでもあり、結果往来だったかなと思います。笑
僕は自分が追い込まれた時こそチャンスがあるといつも感じていますね。
留学した後の変化はしましたか?
留学自体は行く前に思い描いていた通りにことが進んでいます。
いい意味でも悪い意味でもそうで、サッカー自体は結構順調に進んでいますし、初めは英語話せへんからテンパるだろうな〜と思っていたら案の定焦りました。笑
最近の英語力に関しては相手が何を言ってるか少しわかるようにもなって来ました。
今後の目標を教えてください。
今まさに目標を達成してしまっていますが、だからと言ってモチベーションが下がるわけでもなく、今好きなことをできている時間を噛み締めています。
本当に充実しているなと思います。
後は収入源を増やすために投資にも興味が湧いてきているのでどんどん勉強していこうと思っています。
今後の未来のスポーツ留学生に伝えたいこと。
僕自身正直高校の時に活躍もしていません。
僕よりサッカーがうまかった人たちですらみんな就職している中で、
「留学ってお前でもいけるん?!?!」と言われることがありました。
これを言われた時凄く嬉しかったし、誰でも行けるよということを言いたいです。
ツイッターなどのSNS上でも時々僕が海外でやっている風景を写真で載せたりするのですが、そのときに後輩から「海外でサッカーしてしてるんですか?!?!」ということが増えました。
僕が行ったことで「俺でもいけるからいけるよ!!」ということを声を大にして言いたいです。
行きたいけどためらっている人へ。
「とりあえず一回行った方がいい。」
「俺でもいけるから君もいける」
逆になんで迷ってるの?と思う。
自分の意識がある人は誰でも来れますよ。
そしてツテは自分で作るもの。
人は勝ってに寄って来るからそのタイミングでそれをものにするかできないかはあなたのセンスです。
是非海外に行きたいならチャレンジしてください!
ありがとうございました。
最後に一言
サッカーに対する思いが強く、私が日本に「海外でもソフトボールができる環境があるんだよ」と伝えたいことに対して共感してくださり、またかつやさん自身もそう思ってくれたら嬉しいとお言葉を頂きました。
徹也さんから繋がり、現在いろんな方面で繋がりが出来るようになりました。
強い気持ちがある人は自ずと自分から道を探すとおっしゃっていて、まさにその通りだなと思いました。
現に今の生活に満足してるならそれはそれでいいと思いますし、逆に情報を知らないだけで行けていないのは凄くもったいないと思います。
今の時代、働けなくて食べられなくて死ぬことはまずありません。
日本の失業手当もありますし、何かしら誰かが助けてくれる環境が整っています。
今の仕事を手放すことにビビって行かずに後悔するのは勿体無いのでやりたいことをやって欲しいなと思います。
かつやさん、今回は取材に応じてくださりありがとうございました。
はるか