松浦大輔:プロのラグビーコーチへの挑戦!
初めに
今回はオーストラリア留学を8ヶ月経て現在ニュージーランドのカレッジでラグビーのコーチング、そしてクラブチームで選手として活動されている松浦大輔さんに取材を行いました!
日本との違い、コーチングについての彼の熱い想いを是非ご覧ください!
〜紹介文〜
出身地:大阪
出身校:関西大学
生年月日:1993年4月27日
競技:ラグビー
国:ニュージーランド
主な経歴:特に輝かしいものはないです。
モットー:it’s fun to do the impossible
今回取材に応じて下さった理由は何ですか?
自分自身の活動を広めたいと思ったことがきっかけです。
元々スポーツ留学生のサポートもしていて、もし機会があるなら協力したいと思ったからです。
留学計画
ビザはワーキングホリデービザ。
〜元々の予定〜
半年語学勉強+州代表やトップチームの練習参加等、半年コーチングにフォーカスする
〜最近の出来事〜
日本人が沢山来ていて通訳をしていた時に、ニュージーランドのカレッジからオファーが来てニュージーランドの選手に向けてコーチング兼選手として活動。
今回ニュージーランドを選んだ理由を教えてください。
ニュージーランドはW杯前回と前々回の二回連続優勝の計3年連続優勝しているんですよ。
この結果は選手云々ではなく、ニュージーランドでは世界一のコーチングが行われていることがわかります。
世界一のコーチングがどのようなものかを学びたくてニュージーランドに留学しました。
ニュージーランドの文化について感じたことがあれば教えてください。
ニュージーランドの素敵だなと思ったところは、良心が凄いところですね。
自分が持っているものを誰かが必要としているなら譲ったり、コーチングもある一定のラインまでは基本的にボランティアです。
凄く素敵な文化なんですけど、お金を稼ぐとなるとかなり難しい部分もあるのかなとも感じています。
小学校の時の夢は?
ニュージーランド代表になることが夢でした。
現在の夢は?
ニュージーランドのプロコーチになることです。
小学校の夢から現在の夢が選手からコーチに変わっていますがその理由は何ですか?
将来的に日本のコーチング携帯を変えたいと思っているからです。
現在の日本の指導方法は、コーチや栄養士のいうことに従うことが当たり前になっていたり、上下関係が邪魔をして後輩から先輩に向けて意見が言えない環境が出来上がってしまっています。
人を敬う気持ちとしては大事だったとしても、スポーツ環境において上下関係は全く必要ありません。
むしろそれが邪魔になってしまっているのが現状です。
勝つためには10人いたら10人の意見を平等に出し合った方がいいに決まっています。
そういう日本の文化によって悪い方向に働いてしまっている部分も直して行きたいですね。
今までコーチングについて話して頂きましたが、松浦さんにとってズバリコーチングとは?
コーチング=困難を楽しく乗り越える
選手たちがいかにコーチの力を借りずに選手が自ら考えてできる様に促すことですね。
フィールドではコーチも監督も誰も助けてくれません。
自分でやるしかないんです。
失敗もドンドン重ねて自分で困難を乗り越える力を与えれる事こそがコーチングだと思っています。
留学後に変わった自分の考え方や価値観があれば教えてください。
日本にいた時に変な奴だとよく思われていたくらい、ニュージーランド、オーストラリアが自分の価値観と合っているなと思っています。
なので特別大きく変わったことはないですね。
留学中に困難を乗り越えた経験はありますか?
正直今も辛いですね。
何が辛いかというとやっぱり英語なんですよ。
20歳を超えた人達って、僕の言いたい事を汲み取ってくれたりわかってくれようとしてくれるんですけど、子供って自分の英語を理解してくれようとしないんです。
普通に練習来なかったり、僕が話しているにも関わらずソッポを向いたり。笑
全然普通にありますよ。
彼らも悪気があるわけじゃなくて、純粋に僕が正しい英語を話さないとわかってくれないんです。
その中での指導の仕方が難しいなと思っています。
今後のビジョンを教えてください。
先程もお答えしたようにまずはニュージーランドでプロのコーチになる事です。
そこからはニュージーランドを拠点にしながら、時々日本に帰ってプロのコーチとして活動したりして行きたいです。
将来的に日本での活動、ワールドカップのことも視野には入れていますが、まずは今の目標を見据えて活動して行きたいと思っています。
今後の未来のスポーツ留学生に伝えたいこと。
Have a go!
やりたいことをやれ。
失敗から学べ。
日本の子達はミスを怖がる傾向がまだまだありますが、ドンドンミスしないとそこからしか学べないことが学べないと思います。
フィールドには自分しか自分を助けられる人はいません。
その問題を自分で解決する力をつけて欲しいです。
有難うございました。
最後に一言。
今回取材してもらったきっかけはトビタテのグループチャットからの繋がりでした。
留学した時に、ネイティブと話さないといけないからには絶対英語環境が必須という事を頭に置き、常に英語環境で英語を最短で身につけ現在ニュージーランド10ヶ月でネイティブとの会話にほぼ支障が無い状態まで持って行かれたそうです。
自分の目標と自己分析を照らし合わせて活動するための方法をかなり学んだ取材になりました。
ニュージーランドでラグビー留学をするなら是非松浦さんのブログをご覧ください!
今回はお忙しい中取材を受けて頂き有難うございました!
はるか
彼のことをより詳しく知るためには↓