Yu Taira:野球
今回は、オーストラリアのシドニーで草野球チームに所属し、現地の人たちと野球を楽しむ「ゆうたいら」君に取材をしました。(英語圏で出会ったこともあり、ゆうたいらがアダ名みたいになっていたのでそのまま書き出しました。笑)
彼自身は、高校まで野球を続けていてその後に英語を学ぶためにオーストラリアに渡航しました。
しかし、日本人が多い中で中々英語の成長も甘えが出てしまったことから思い切って短期でフィリピンへ留学。その後オーストラリアにもう一度戻り、現在弟と一緒に草野球チームで活躍しています。
そんな彼の今に密着しました。
紹介文
出身地:東京江東区
生年月日:1998年8月21日
競技:小学校二年生から野球をはじめ、高校も野球推薦
国:オーストラリア、フィリピン
モットー:礼儀、フレンドリー
質問欄
今回取材に応じてくれた理由
本庄さんとは語学学校で知り合い、僕がシドニーで野球をしているという話から取材を受けて欲しいと頼まれたから。
留学前の留学イメージはどういったイメージでしたか?
僕自身、留学をするしようと思った理由は英語を勉強したかったからです。
高校の先生にも勧めてもらったこともあり、オーストラリアに行くことを決意しました。
英語を勉強しようと思ったきっかけは、日本でも仕事する時に使うだろうと思ったことです。
正直にお話しすると、海外のイメージは環境から食べ物、全部に関していいイメージはよくなかったですね。
日本が一番いい国だと。全部他の国より揃っていのは日本だといいだと思っていました。
留学後変わったことはありますか?
視野が広くなったなと感じます。
細かいところに目が行くようになったり、人に対する関わり方が変わったり…。
オーストラリア人は助けてくれたり、気軽に友達になれるのが理由だと思います。
日本人が普段あまりしていないようなストリートバスケットボールや、路上ライブがあらゆるところで行われているのは魅力ですね。
周りの人も含めて環境が変わったことで、視野が広くなったと感じます。
留学中に困難を乗り越えた経験はありますか?
正直困難にぶち当たったみたいな大きな事件とかは特になかったです!
僕が英語できなさすぎたところを除けば…笑
初め来た時に英語が話せない時は、いつでも元気でニコニコしてました。
絶対みんなにハローって言うことを常に心がけていました。
友達が遊びに誘ってくれれば、どこにでもついて行ってましたね。笑
そうしておけば、友達もできましたしなんとでもなりました。
留学した後、留学前と変わったことはありますか?
現在8ヶ月経って思うことは、英語が話せるようになったことは一番大きかったですね。
それと同時に逆に日本はなんでも揃っていることにも気づく事が出来ました。
例えば時間通りにバスが来たり、買いたいものが安価で買えたり、それ以外したい事が出来たり、欲しいものが手に入ったり全てがを揃っているように感じました。
実際に海外に行った事で、「日本って本当に凄い国なんだな」と改感じましたね。
今後の目標を教えて下さい!
英語のスキルアップです。
留学前からそうでしたが、英語のレベルを上げることが一番の自分の目標です。
留学した当初はビギナークラスから始まり、現在インターミディエットクラス(中級レベル)に上がりました。
ですが、僕の中ではまだまだ足りていない部分も多いので、もっとレベルアップできるようにしていきたいと思います。
具体的に行ってる現地の草野球について教えて下さい。
グランド状況は全然日本と変わらないです。
悪い場所はこれといって特別なく、草野球ですがリーグもちゃんとあります。
今はウィンターリーグのチームに所属しています。
僕が加入しているチームは、野球が好きな人たちでやるといったスタイルでみんなで和気藹々としています。
草野球を知ったきっかけは何ですか?
元々弟が現地で野球をやっていて、同じチームに一緒に入った感じです。
弟は学校の友達からの誘ってもらって始めたみたいです。
僕達のリーグでは、シーズンが始まる前に払う50ドルくらい払えば簡単に誰でも入れます。
〜弟が近くに居たので話してもらいました〜
僕はローカルでやったほうが面白いと思いますね〜。笑
レベルもそうですし、ローカルのチームなら少しばかり給料が発生するチームもあります。
ただ、難点としてはローカルでやるならトライヤルを受けてそれに合格しなければならないです。
いち早く誰でも簡単に始められることを重視するなら草野球ですね。
スポーツ留学生に伝えたいこと
留学して、壁があるのは最初だけで慣れてしまえば全然平気です。
野球を今までやってきて日本とオーストラリアを比べた時に、オーストラリアの人達は「楽しくやること」を大前提でみんなやってます。
特に練習の時から楽しくやっているのは本当に魅力的です。
日本にいるときはとにかく練習が長いな〜とずっと思っていました。笑
オーストラリアの練習は大抵日曜日に試合があって、あとは自由に自主練をやる感じです。
僕は普段友達や弟と練習をしています。
海外でスポーツするっていうのは、ハードルが高く感じるかも知れませんが、来てみると案外普通にコミュニケーション取れます。
海外でスポーツのコミュニティに入ることで友達もできます!
英語を習得したいなら、まずは色んなところに突っ込んで行くことが大切だと思います!
最後に
彼とは語学学校で初めて出会いました。
誰に聞いても「I know Yu Taira!!」と言われるくらい本当に人気者で学校中に知らない人がいない状態でした。
彼自身、正直英語力はまだままらならない状態でも友達作りという面では本当に積極的にしていた印象です。
全然話せない時から笑顔でいろんな人と話しているせいか、みんな口を揃えて「ゆうたいらは良い人。」と言います。
留学生の鏡でもあると思います。
文中にも書いていますが、やはり誰にでも話しかけて笑顔でニコニコしているとその人の人柄に惹かれて人が寄ってきます。
誰に対しても優しく、ニコニコしている彼に沢山の人が彼を認めたのだと感じました。
話せなくても、友達ができる。そしてそこから話せるようになって行きます。
自分が好きな競技を留学先でもやるというのは、レベルが高いように感じる人もいると思いますが、以外と簡単に始められて、英語習得にも大きく手助けしてくれるようになります。
言語が理由で留学しないのは勿体無いので、是非ゆうたいらのようにたくましく、そしてニコニコ作戦で留学を踏み出して下さい!
取材を受けてくれてありがとう!
はるか