スポーツ留学生のひとりごと。

初めまして!このブログではスポーツ留学を考えている人たちが少しでも留学のイメージが湧きやすいように。そして行ってみないと分からないような現地の情報を一人一人に質問し、まとめています。海外の留学に興味がある方は是非色んなスポーツ留学生の先輩を見てみてください!

金岡天夢:アイアンマン

 

初めに

オーストラリアのゴールドコーストでトビタテの繋がりであった、アイアンマンの金岡くんに取材を行いました。

サッカー人生を経た後に燃え尽き症候群気味になり、新しい経験をしたいと思ったことがきっかけで行ったアイルランド

そこで彼が感動したものとは?

今後の人生にどのように関わったのか?

彼のバックグラウンドを探りました!

 

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紹介文

出身地:福井県

出身校:星稜高校  星稜大学

生年月日:1996/7/5

競技:サッカー トライアスロン 

主な経歴:2011 JFA national Goal keeper Camp

2014 全国高校サッカー選手権大会 全国優勝

2016 Ironman 70.3 China Xiamen 18-24 age group No.3

2017 Ireland national performance squad member (Non-ITU)

2017 石川県のとじまトライアスロン Age 1位

モットー:「もう一人の自分に勝つこと」

 

トビタテテーマ「石川県における海外アスリート向けの留学プログラムの実現化」

 

instagram @tri_temu

https://www.instagram.com/tri_temu/?hl=ja

 

〜質問欄〜

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今回取材に応じて下さった理由は何ですか?

元々、はるかさんとはトビタテがきっかけで知り合いました。

 

僕が行なっている競技は、海外に行くことが必須な競技で現時点でも海外経験は普通の大学生よりもかなり多いと思います。

 

そこで僕が体験した「海外に行ったからこそわかること」を伝えたいと思い今回取材に応じました。

 

この「海外に行ったからこそわかること」というのはもちろん「海外=スポーツ」だけじゃないということ。

 

例えば、各国の文化に触れたり友達ができて価値観もかなり変わったなと思っています。

 

プラスアルファ僕自身サッカーを高校までやっていて、その後バーンアウト燃え尽き症候群)になってしまい、そういう人達にも選択肢が海外にもあるということを知ってほしいと思っていました。

 

しかしながら現状発信する機会もかなり少なく、今回はるかさんが記事を書いていることを知って是非協力したいと思ったからです。

 

あなたの留学計画について詳しく教えて下さい。

僕の留学計画は大きく分けると3パターンになります。

 

初めての留学はアイルランドに語学留学をしました。

 

実は僕が留学に興味を持ったのは、僕が通っている学校が「TOEICの点数が良ければ学校が提示している語学学校に対してお金を出してくれる」ということを知ってからです。

 

サッカーで燃え尽きたことでかなりモヤモヤしていた僕からしたら、ビックチャンスでした。

 

元々TOEICの点数は200点台だったのですが、もうそこに向けて1ヶ月しか時間がない中、お金を勝ち取るために必死で勉強しました。

 

たった一ヶ月だけの期間だったのですが、奨学金水準であるスコア600点以上を取ることができ、無事奨学金を勝ちとってアイルランドに留学することができました。

このときの留学は、およそ2ヶ月間行きました。

 

その時に今の行なっている競技である「アイアンマン」に出会いました。

 

2パターン目の留学は「試合に出るための合宿兼大会」です。

 

僕が実際に行った国は、イギリス、タイ、シンガポール、マレーシア、台湾、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ、です。

 

大会ごとにIronman week というのが設けられており、大会開始の1週間前にイベントがあります。

 

例えばオーストラリアでの大会だったらグレートバリアリーフでの水泳大会、他の国でも各国の観光地を盛り上げるようにマラソン大会が行われていたり、アイアンマンキッズという大会が設けられ、実際の距離より少し短いコースを子どもたちがアイアンマンとして出場します。

 

また、周りでは屋台などが出展されてウェルカムパーティを行なってくれる国も多く、かなり盛り上がります。

 

僕がトビタテ留学ジャパンを利用したのもオーストラリアで行われるコモンウェルスイギリス連邦に加入している国が出場する大会のことで、オリンピックのように4年に一回行われる大会のこと)でボランティア兼選手として試合に参加もしてきました。

 

海外と僕の地元である石川県を繋ぐための勉強期間としてかなり良い経験にもなりました。

 

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もう一つはバックパッカー(旅行)での一人旅です。

僕の学校では学校祭の1週間前から休みになるので、

そのタイミングでパッと一人で飛行機をとって一人旅をしてきました。

思い立ってすぐ行動に移した感じですね。




留学前の海外へのイメージはどうでしたか?

正直不安もありましたが、海外の食べ物を食べるのが好きだからワクワクの方が大きかったです。

 

事前に現地の料理を日本で食べて、本場のご飯を現地で食べて食べ比べをするのが楽しみでしたね。

 

海外のご飯は日本ともかなり違うところもあると思うのですが、食事が原因で大会へのコンディションが左右されることはありませんでしたか?

実は、パッタイという(タイ料理)を食べて食中毒になったことがあります。笑

 

もちろん現地の料理が合う合わないでコンディションが変わることはありましたが、危険を察知した時はよくファーストフードに逃げていました。笑

 

体に悪そうなイメージもありますが、屋台とかよりよりは安全なイメージは僕はあります。

マックとか日本にもあるようなチェーン店によく行きますね。

 

先程現地のものも食べたいとは言ったものの、やはり試合が第一なので現地の食べ物は極力試合の後に食べるように心がけています。



周りに留学を身近に感じれるような存在がいたり、実際に助けて貰ったことはありますか?

正直本当にないんです。笑

 

自分で何かをやることに意味があると思っていて。

 

後性格的に負けず嫌いなので、自分でやらないと意味がない!と自分に言い聞かせてやってましたね。

 

トライアスロンに興味を持ったきっかけを教えてください。

 

元々自転車が好きだったのが大きな理由です。

後結構飽き性なんですよね。

 

そのタイミングでYouTubeでみて、トライアスロン挑戦してみようと思ったことがきっかけでトライアスロンを始めました。

 

 

「アイアンマンに切り替えた」とおっしゃっていましたが、なぜアイアンマンに切り替えたんですか?

 

アイルランドのアイアンマンのレースを見る機会がありまして。

 

そこで70超えているくらいのお爺ちゃんがもうヘトヘトになりながらゴールしているのを見ました。

 

タイムも17時間とギリギリだったのですが、

「あんなお爺ちゃんができるなら僕もできる」

と思ったことがきっかけでアイアンマンに切り替えました。

 

正直なお話、トライアスロン、アイアンマンの違いについてまだはっきりわかっていないのですが、詳しく教えていただけますか?

1番の違いは、距離ですね。

 

オリンピック競技でもあるトライアスロン

 

水泳が1.5km、バイクが40km、ランが10km(総距離51.5km)となっているのに対し、水泳3.8km、バイクが180km、ランがフルマラソン42.195km(総距離226km)です。

 

単純計算で距離が4倍くらい違うんですよ。笑

 

そして一番違いを感じたのはゴール地点での盛り上がり方ですね。

 

なんか日本のマラソンとかってよく頑張ったな〜ってな感じで終わるじゃないですか?

 

アイアンマンはどこの国とか関係なく、ゴール地点でみんながワーーー!ってなります。

 

「よくがんばった!!!!すごいぞお前!!!」みたいな感じで全く知らない人たちから褒めてもらったりすることもありますね。

 

僕が思うにアイアンマンはかなり海外では主流になってきていることと、競技自体のきつさをみんな知っているから盛り上がるのではないかなと思っています。

 

後はいろんな国の人達とウェルカムパーティーなどを通じて友達がたくさんできます。

競技人口自体は見ている感じだと40代が多いように思います

 

何故ならアイアンマンの大会に出る費用って渡航費もかなりかかりますし、それプラス参加費がびっくりするくらい高いんです。

 

一試合で20万かかるなんてザラですね。

 

また、体力をかなり消耗する競技なのである程度時間もないと厳しいとも思います。

 

そう言った条件から、40歳くらいの方がお金や時間にも余裕が出てきてゴルフを始めるような感覚でアイアンマンに挑戦する人が最近増えています。

 

留学後に変わった自分の考え方や価値観があれば教えてください。

 

元々今回のトビタテ留学ジャパンでの渡航前は進学希望(大学院)だったのですが、就職することを決めて、現在はインターンや就職活動をしています。

 

せっかく沢山のことをインターンで習ったのでそれを現場で生かしていくことが今の目標ですね。

 

特に東京オリンピックに関わりたいという思いです。

何かを研究するのは大学院向けですが、僕のケースはスポーツのマネージメントがメインになってくるので、現場ですぐに試していける就職向けだと考えました。

 

学び続けるのではなく、まずは実践に関わりながら経験を積むことが大事だと思います。

それを今回の留学でボランティアをしたコモンウェルスで感じました。

 

個人的に変わった点といえば、色んな面で能力がついたように感じています。

 

また海外で戦ったことで日本での生活に対して余裕が出るようにもなりました。

 

日本にしか滞在していない時は、流されたり人の意見を気にすることが多かったのですが、今は自分個人としてのキャラ、自分の存在がブレないようになったなとも思っています。

これは海外経験者、特にスポーツをされている方は感じたことがあるかもしれませんが、海外にいるときに「日本」を背負っているという感覚がありました。

 

礼儀などの面で日本人として期待されていることがありましたし、一個人としても日本人としてもしっかりとしなければいけないと感じました。

 

正直、高校の時はチームについていくことが精一杯だったけど、沢山の留学経験をしたことで多くの人から海外について聞かれたり、留学から帰って来たことが留学未経験者からする一つの大きな達成となり、周りから尊敬されたりするようになりました。

 

そういうことの積み重ねでいつの間にか誰かの見本になっていることにも気がつくことができ、いろんな面で責任も生まれて来たように思います。

 

自分に自信を持てたしむしろ自信を持っていないとしんどいところまで行きました。

 

一番大きな成長だと思うのは自分の意見を海外の人、日本人関係なく誰にでも言えるようになったことです。



留学中に困難を乗り越えた経験はありますか?

 

一番きついのは結局喋れない事かなと思います。

 

ぶっちゃけ生活できるできないとかではなく、「話せれば話せるだけ輪が広がる」という部分が大きく、やはり話せないうちは直ぐに話が途切れてしまうことも多かったですね。

現地の言葉を話せて損はないなと思います。

 

後、これは驚いたことなのですが日本のことについてかなり聞かれることです。

 

ただ日本の挨拶など簡単なことを聞くだけではなく宗教、料理、日本の文化について聞かれることも多く、答えられない事も多々ありました。

 

しかも他の国の方々は自国のことについて凄く詳しい…。

 

ここまで答えられないのは日本人だけではないかとまで思ってしまう程です。

 

もう一つはトライアスロンならではの問題だと思うのですが食事の面ですね。

 

やはり合う合わないはありますし、現地滞在が長い分合わなかったからコンディションにも簡単に響きます。

 

今では学習もして、「1日でも早く現地の食べ物で一つでもいいから好きなものを見つける!」ということを意識しています。

 

プラスアルファ現地で日本食も見つけておくといざという時に為になりますし、安心もしますね。

 

特にスポーツ選手として辛いなと思うポイントです。



今後の目標を教えてください。

 

トビタテのテーマでもあった

 

「海外のアスリートを逆輸入ができる環境を整えて行きたいと思います。

 

言わば橋渡し的な存在になり、海外の人を日本に連れてくることで日本人の人たちが海外の人を見て何か刺激にもなるだろうし、逆に海外の人たちも日本で感じることがあると思います。

 

お互いいい刺激になる場所というのを作って、日本のスポーツ界がグローバル化していくための第一歩にして行きたいですね。

 

特に東京オリンピック後に海外に飛び立ちたいという人たちは、僕たちが支えていく番だと思っています。

 

今の子どもたちを始めとした、世界に羽ばたきたい子どもたちを支援して行きたいなと思っています。

 

選手としての目標は世界大会で戦績を残すことです。

 

アジアの大会とか、他の大会とかで結果を残せてもなんだかしっくり来ない自分がいるのでやはり狙うは世界一ですね!

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今後の未来のスポーツ留学生に伝えたいこと。

 

まずはチケット(航空券)をポチッと購入することですね。

 

僕がアイルランドに行く前に現地のサイトを見たり、検索をかなりかけてしまって情報量が多くなるに連れて、あれこれ考えてかなり不安が募りました。

 

これ通用するのかどうかとか、どうなるんだろうと思うと余計に億劫になってしまいます。

 

そんなことを調べたりする前にポチっちゃえば留学することから逃げられなくなる状態を作れます。

 

まず留学に悩んだなら先に行くことを物理的に決めてしまうことが大事かなと思います。

 

正直そこから考えれば良いし、不安に思っていることって意外と起きなくて現地に行ってからうまくいくことって多いんですよね。

 

スポーツやってる人だったら、ワールドカップを見にいくとか、現地のローカルの試合を見に行くととにかくなんでも良いから一人で行くことを決めることが大事!

 

行きたいと少しでも思っている人には是非留学にいくことをお勧めします!

 

この度は取材してくださってありがとうございました!

 

最後に

サッカーの全国経験があり、その後バーンアウト気味になってしまうという典型的なパターンだった金岡くんが、その後の生活で自分の人生を挽回していくというのはかなり魅力的でした。

アイアンマンは競技の中で一番過酷とも言われているものだったので、競技をしている時どんな気持ちか聞いてみると、「やっている時はなんでこんな頑張っているんだろうとバカバカしくなったりもする事もありますよ〜笑」と話してくれました。

それでもやはり応援してもらえる環境に対しての感謝の気持ちは素晴らしく、海外の人たちと日本人が関わる場を増やしたいと熱く伝えてくれました。

今回は取材を受けてくれてありがとう!

読んでくださった方々もありがとうございました。



松浦大輔:プロのラグビーコーチへの挑戦!

 

初めに

今回はオーストラリア留学を8ヶ月経て現在ニュージーランドのカレッジでラグビーコーチング、そしてクラブチームで選手として活動されている松浦大輔さんに取材を行いました!

日本との違い、コーチングについての彼の熱い想いを是非ご覧ください!

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〜紹介文〜

出身地:大阪

出身校:関西大学

生年月日:1993年4月27日

競技:ラグビー

国:ニュージーランド

主な経歴:特に輝かしいものはないです。

モットー:it’s fun to do the impossible

 

今回取材に応じて下さった理由は何ですか?

自分自身の活動を広めたいと思ったことがきっかけです。

元々スポーツ留学生のサポートもしていて、もし機会があるなら協力したいと思ったからです。

 

留学計画

ビザはワーキングホリデービザ。

〜元々の予定〜

半年語学勉強+州代表やトップチームの練習参加等、半年コーチングにフォーカスする

 

〜最近の出来事〜

日本人が沢山来ていて通訳をしていた時に、ニュージーランドのカレッジからオファーが来てニュージーランドの選手に向けてコーチング兼選手として活動。

 

今回ニュージーランドを選んだ理由を教えてください。

ニュージーランドはW杯前回と前々回の二回連続優勝の計3年連続優勝しているんですよ。

この結果は選手云々ではなく、ニュージーランドでは世界一のコーチングが行われていることがわかります。

世界一のコーチングがどのようなものかを学びたくてニュージーランドに留学しました。

 

ニュージーランドの文化について感じたことがあれば教えてください。

ニュージーランドの素敵だなと思ったところは、良心が凄いところですね。

自分が持っているものを誰かが必要としているなら譲ったり、コーチングもある一定のラインまでは基本的にボランティアです。

凄く素敵な文化なんですけど、お金を稼ぐとなるとかなり難しい部分もあるのかなとも感じています。

 

小学校の時の夢は?

ニュージーランド代表になることが夢でした。

 

現在の夢は?

ニュージーランドのプロコーチになることです。

 

小学校の夢から現在の夢が選手からコーチに変わっていますがその理由は何ですか?

将来的に日本のコーチング携帯を変えたいと思っているからです。

現在の日本の指導方法は、コーチや栄養士のいうことに従うことが当たり前になっていたり、上下関係が邪魔をして後輩から先輩に向けて意見が言えない環境が出来上がってしまっています。

人を敬う気持ちとしては大事だったとしても、スポーツ環境において上下関係は全く必要ありません。

むしろそれが邪魔になってしまっているのが現状です。

勝つためには10人いたら10人の意見を平等に出し合った方がいいに決まっています。

そういう日本の文化によって悪い方向に働いてしまっている部分も直して行きたいですね。

 

今までコーチングについて話して頂きましたが、松浦さんにとってズバリコーチングとは?

コーチング=困難を楽しく乗り越える

選手たちがいかにコーチの力を借りずに選手が自ら考えてできる様に促すことですね。

フィールドではコーチも監督も誰も助けてくれません。

自分でやるしかないんです。

失敗もドンドン重ねて自分で困難を乗り越える力を与えれる事こそがコーチングだと思っています。

 

留学後に変わった自分の考え方や価値観があれば教えてください。

日本にいた時に変な奴だとよく思われていたくらい、ニュージーランド、オーストラリアが自分の価値観と合っているなと思っています。

なので特別大きく変わったことはないですね。

 

留学中に困難を乗り越えた経験はありますか?

正直今も辛いですね。

何が辛いかというとやっぱり英語なんですよ。

20歳を超えた人達って、僕の言いたい事を汲み取ってくれたりわかってくれようとしてくれるんですけど、子供って自分の英語を理解してくれようとしないんです。

普通に練習来なかったり、僕が話しているにも関わらずソッポを向いたり。笑

全然普通にありますよ。

彼らも悪気があるわけじゃなくて、純粋に僕が正しい英語を話さないとわかってくれないんです。

その中での指導の仕方が難しいなと思っています。

 

今後のビジョンを教えてください。

先程もお答えしたようにまずはニュージーランドでプロのコーチになる事です。

そこからはニュージーランドを拠点にしながら、時々日本に帰ってプロのコーチとして活動したりして行きたいです。

将来的に日本での活動、ワールドカップのことも視野には入れていますが、まずは今の目標を見据えて活動して行きたいと思っています。

 

今後の未来のスポーツ留学生に伝えたいこと。

Have a go!

やりたいことをやれ。

失敗から学べ。

日本の子達はミスを怖がる傾向がまだまだありますが、ドンドンミスしないとそこからしか学べないことが学べないと思います。

フィールドには自分しか自分を助けられる人はいません。

その問題を自分で解決する力をつけて欲しいです。

有難うございました。

 

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最後に一言。

今回取材してもらったきっかけはトビタテのグループチャットからの繋がりでした。

留学した時に、ネイティブと話さないといけないからには絶対英語環境が必須という事を頭に置き、常に英語環境で英語を最短で身につけ現在ニュージーランド10ヶ月でネイティブとの会話にほぼ支障が無い状態まで持って行かれたそうです。

自分の目標と自己分析を照らし合わせて活動するための方法をかなり学んだ取材になりました。

ニュージーランドラグビー留学をするなら是非松浦さんのブログをご覧ください!

今回はお忙しい中取材を受けて頂き有難うございました!

はるか

 

彼のことをより詳しく知るためには↓

rugdaichan.hatenablog.com

谷崎壮太朖:先輩の跡を継いでアデレードへラクロス留学!

 

初めに

今回取材を受けてもらったのは、オーストラリアのアデレードに留学中の谷崎壮太朖くんです!

現地での英語で苦しんだ経験や現在どのように生活しているか、英語環境を整えるためのコツなども含めて沢山お話ししてもらいました!!

紹介文

出身地:福岡県 八女市

出身校:八女高校 中村学園

生年月日:1997年10 月1日

競技:ラクロス

国:オーストラリア アデレード

主な経歴:小学校2年生から高校3年生まで野球、大学からラクロスに変更

九州代表

モットー:できない議論をするんじゃなくて実行にかかる 

     努力の上に花が咲く

 

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質問欄

 

今回取材に応じて下さった理由は何ですか?

奥ノ徹也さんに海外でスポーツでしている人の取材をしたいと思っている人が居ると聞いて、僕自身こういちさんから現地の情報を沢山教えてもらった事もあり、協力したいと思ったからです。

僕自身、

中村弘一さんから情報を貰っていたこともあり、現地でどんなことが行われているのかなどの不安はなかく、いいスタートが切れました。

今後僕以外でオーストラリアでラクロスをしたい人たちに少しでも情報提供ができたらいいなという思いがあり、今回の取材を応じようと決めました。



留学計画について詳しく教えて下さい。

2017年の11月から学生ビザでオーストラリアに来ています。

語学学校に通いながら、ラクロスは週3回の練習、そしてバイトはレセプションをやっています。



留学前の海外へのイメージはどうでしたか?

アデレードはそんなに治安はそんなに悪いとは聞いたことは無かったので、安心はしていましたが、その反面僕自身初めての海外だったから怖いというイメージは少しありました。

 

文頭でこういちさんのお話が出来ましたが、具体的にこういちさんとの関係、留学のきっかけとなった事を具体的に教えてください。

こういちさんは大学の先輩後輩という関係です。

自分が留学しようと思ったきっかけは、こういちさんがオーストラリアから一時帰国された時に同じチームの人を連れて来てクリニックを開催してくださいました。

オーストラリアのイメージがそんなに無かった中で、クリニックの時にレベルの違いを感じてかなり驚きました。

その時にこういちさんみたいに高いレベルでやってみたいと思い、その場でこういちさんに意思を伝えました。

そしてらその場でこういちさんが直接オーストラリアの人に通訳してくれて。

そのチームのリーグにも出してもらえることが決まりました。

その後のことも何度かこういちさんに仲裁役をしてもらい沢山助けてもらいました。

アメリカの人も来ていたのですが、アメリカに今から行くということには少し自信がありませんでした。

やっぱり誰かが実際にその場所でプレイしている事を知ってた上で行くのと、そうでないのではかなり安心感も違いました。

こういちさんが実際に行ってみてどうだったとか、全てのことに関してかなり具体的に話を聞くことができたのでイメージも湧きやすくかなり心強かったですね。

softball111.hatenadiary.jp



留学後に変わった自分の考え方や価値観があれば教えてください。

僕自身初海外だったので自分の中で大きな決断だったなと今でも思います。

ですが、現地のことは実際に挑戦して見ないと分からないですし今は挑戦してみて本当に良かったと思います。

バックパッカーで泊まっているのですが、環境が変わっても現地の生活に慣れることができるんだと思っていました。

バックパッカーは旅する人達が泊まるイメージですが、英語環境はかなりいいかなと思います。

後は普通に住むのと比べて凄く安い。

シェアハウスとはまた違ってコミュニケーションが取りやすいのも魅力だと思います。



留学中に困難を乗り越えた経験はありますか?

初めは全く英語が話せなかったので、やはりコミュニケーションが大変でしたね。

チームとのコミュニケーションがあまり取れなかったり、チームの人が言っている事がわかっていないのに分かったと言って何度か怒られた事があったり、逆に信頼を得れないこともあって大変でした。

一回練習に遅刻したこともあってこれも完全なコミュニケーションミス。

分かっていないのに分かったりをしてしまったことを反省しました。

分からなかったらはっきり言って欲しいとも言われました。

英語が1番の困難だったかなと思います。

 

今後の目標を教えてください。

実は今年リーグがひとつ上がったのですが、まだ一勝もできていません。

現在まだ得点出来ていないので、まずは初得点初をしっかりつかみ取ろうと思います。

また優勝ではなくまず矢先の勝利を掴み取ることに重点を置いて頑張ろうと思います。

8月に日本に帰国した後、得点王とベストミットフィルダーを取りたいです。

今も九州代表に選ばれているので、次は日本代表の選考会で挑戦したいと思っています。

それまでにしっかり準備して、そこまでに結果を出したいです。



今後の未来のスポーツ留学生に伝えたいこと。

初めはみんな不安があると思います。

ましてやスポーツ留学となると技術的なスキルも英語のスキルも必要になります。

でも結局自分の向上心さえあれば環境にも慣れて行くし、僕自身もポジションも獲得でする事ができました。

もし留学したいと思ったらするべきだと思います。

ありがとうございました!

 

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最後に一言

壮太朖くんとは徹也さんの紹介で知り合いましたが、実は今回出会う前から彼の事をトビタテのこういちさん繋がりから聞いていて。

こういちさんが「後輩オーストラリア行かせてるよ!」というのを聞いていて、徹也さんに「ラクロスやっている子がいる」と聞いてピンと来ました!

その流れで今回の取材を受けてもらいましたが、こういちさんの後輩だけあってかなり意識が高く、挑戦する姿勢や金銭面でのやりくりに素晴らしさを感じました。

そして、改めて先駆者がいるのといないのとではかなり行きやすさは変わってくるとも感じ、これからも沢山のスポーツ留学生を取材していこうと思います!

壮太朖くん本当にありがとう!!!

はるか

板井和弥:地方のサッカーが強い理由を探るべくスペインのチームに密着!

 

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紹介文

出身地:福岡

出身校:広島大学

生年月日:1996年5月27日

競技:サッカー

国:アメリカ・スペイン

主な経歴:サッカーをはじめたのは小学一年生。

今はサッカーのストリートみたいな感じで入ってやっている。

モットー:ご縁に感謝

 

〜質問欄〜

今回取材に応じて下さった理由は何ですか?

Facebookの投稿を見ているときに、はるかさんがタイムラインで、「留学している人の話を聞きたい」と書いている投稿を見つけて、そういうコンセプトに興味があったことと、そういった活動をしている人達と繋がりたいと思っていたからです。

後は、あまり自分のことを話す機会が少なくて、新鮮だなと思って単純に興味がありました。

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留学計画について詳しく教えて下さい。

今回の留学は一年間の留学予定です。

最初の2ヶ月はスペイン語の勉強の為にスペインに来ています。

その後、8月から5月までスペインのクラブチームの「バスク地方出身しかプレーできないチーム」があって、そのチームのクラブ経営を研究する為にアメリカに渡航し、最後もう一度スペインに戻ってフィールドワークを行う予定です。

 

そもそも、スペインのチームに興味を持った理由は見つけたきっかけは??

僕自身、大学の授業で第二言語スペイン語を勉強していたのですが、その時の先生が、サッカーのことについて90分の授業をしてくれたことがありました。その時にバスク地方のサッカーのことを知り、そこから興味を持ちはじめました。

 

バスク地方のサッカーのことをもっと学びたいと思った理由

この「バスク地方」のクラブチームというのは実はその地域の出身であったり子供の時にそこの地方でサッカー経験がある人しか加入できないチームになっているにも関わらず、バルセロナとか、沢山強いチームがいる中で、83年間降格した事がないんです。

地元の人という限定でやっていると、選手の獲得もかなり難しくなる可能性が高いにも関わらず、それだけの実績を誇るということは何かマネージメントの工夫であったり、理由があると思います。その理由について研究したいと思った事が今回の留学を決意したきっかけでした。

 

スペインのチームなのにアメリカに行った理由

その地方の教育制度について学びたいことがアメリカにある事が1番の理由です。僕の留学内容自体は、スポーツに特化するというものではなく、スポーツにその街文化的な背景や、歴史的な背景など、色んな角度からチームを通じて研究しようと思っています。またアメリカに行くことで、アメリカ流のスポーツで稼ぐビジネスにも触れることができるなというところで、アメリカに行くのはとても合理的な選択だと考えています。それがアメリカに行く理由ですね。



留学前の海外へのイメージはどうでしたか?

海外に行くこと自体は変化はないと思っていましたし、違和感も特別ありませんでした。

留学に対して価値はそこまで感じていなくて、行った先で何をするのかが大事だと思います。僕自身が海外に動機があったから行くだけであって、やりたい事が日本あるなら全然日本でもいいと思います。僕の周りには留学をしている人が周りに多いですが、留学から帰って来て何かが変わったかと言われたらそうは見えない人も中にはいました。そういう状況を見て、人は環境が変わったことでそう簡単に何かが変わると言うわけではないし、自分の中でやることは変わらないと思います。ですので、「留学のイメージ」というのは特別ありません。



周りに留学を身近に感じれるような存在がいたり、実際に助けて貰った経験はありますか?

一番はトビタテの大学の先輩ですね。実はこれまた縁なのですが、僕がビジネスホテルのアルバイトをしている時に、一緒に働いていたパートさんの息子さんがトビタテ生で。そのパートさんとは普段からよく話していたのですが、たまたまトビタテを受け事を話したら「息子がやってたよ」と話を通してもらって。そのまま息子さんと繋げてもらった事がきっかけです。書類のブラッシュアップをはじめ、面接練習も念入りにして頂きました。面接練習は他のトビタテの先輩や社会人の知り合いの方にも付き合ってもらいました。実は6期でも応募していたのですが、書類の時点で落ちてしまっていたので、トビタテは正直厳しいかもなという気持ちはあったので、この縁には今も本当に感謝しても仕切れません。

 

現時点で留学に行く前と比べて、留学した後に自分の考え方や価値観が変化した事があれば教えてください。

サッカー業界に関して特になんですけど、社会に出て働くことに年齢は全く関係ないなと思いました。例えばとある人が「〇〇をやりたい」と言ったらそのプロジェクトに対してどれだけのパッションがあるのか、面白さがあるのかという事を伝える事ができればその関係者の人と繋いでもらう事も可能です。実際に僕自身自分のやりたいことやパッションを伝えたら、関係者の人にものすごいスピードで繋げてもらえました。正直僕は21歳でまだまだ若いしそう簡単にいかないだろうなと思うことも有りましたが、こっちでは年齢経歴は無用です。自分のやりたいことを発信して行くと、周りは見てくれている事も肌で感じる事ができた瞬間でした。スペインのサッカー業界は、色んな人が繋がりあってどんどん成長していてこのスピード感に置いて行かれないように必死で追いかけています。日本の体育会では下の後輩が上の人に意見を言えない環境が多く、僕自身それが嫌いでした。しかし、現地のとあるチームの18歳くらいコーチが60歳くらいの人にタメ口でバンバン意見を言っていたのが非常に衝撃でした。しかも言われた側の60歳くらいのコーチの人も言われたことに対して、正しかったら特別反論などはせず、受け止める。そういった環境は日本にはないなと感じました。

 

留学中に困難を乗り越えた経験はありますか?

学校の授業に苦戦しています。笑 今は大分当時と比べればましにはなって来ているのですが、スペイン語を勉強することが楽しくない時期もありました。今通っているのはヨーロッパ系の人が殆どの学校で、イタリア人や、フランス人が多いです。先生も全てスペイン語で話すのですが、他のヨーロッパ系の国の人はスペイン語と母国語の単語が似ているから理解が格段に早いです。話すレベルは正直殆ど変わらないのですが、読むことと聞くことについては周りとのスピードが違って、「話せるレベルからして、和弥はこれくらいわかるだろう」という単語の意味がわからなかったりすると、周りからなんでわからないの?と首を傾げられる事も少なくありません。今はとにかく単語量を増やすことに重点を置いたり、復習を意識してやるようにしています。まだまだ時間は間もないですし、とにかくわからなくてもスペイン語を浴び続ける事を意識しています!

 

個人的にソフトボールをしている身として質問なのですが、サッカーはソフトや野球と違ってコミュニケーションがすごく必要だと思います。その辺りで、ソフトや野球と比べて言語が話せる話せないはもっと重要だと感じますか?

僕が思うにソフトボールや野球と一緒でサッカーを一緒にやる事自体には、言語はそこま大切ではないと思います。(話せるに越したことはありませんが…笑)

ただ最近感じるのはサッカーの話は出来るけど、その他の話をするのが非常に厳しいです。

文化のことや、サッカー以外のトピックになると途端に単語がわからなくて話せなくなる事があるので、プライベートでの会話やディベートでの話ができるようになっていきたいなと思っています!

 

今後の目標を教えてください。

1番の目標は、「アスレティックビルバオのメカニズムの何が大事なのか?」ということを日本語で正確に伝える事です。アスレティックビルバオのクラブ経営術を学術的に研究している人は今のところ日本にいないので、研究者の第一人者になる事が目標です。これをしっかりと学んだ後には、日本のクラブにも貢献していきたいですし、もう一度スペインに行って研究を続けたりと、いろんな分野で生かしていきたいと思っています。

 

今後の未来のスポーツ留学生に伝えたいこと。

スポーツって「憧れの人」ができやすいと思うんですよね。

その自分が尊敬している人に「会いたい」という気持ちを大事にして欲しいし、そこに直接行ってみるのもありだと思います。

とにかくアポをとる。

とにかく現地に行ってしまう!

とにかく行動を繰り返す!

そうして行くうちに、自分のやりたい事が見えてくると思います。

とにかく自分のやりたいことをやってみる事が海外にあるなら是非留学をして欲しいですね。

 

最後に

今回、Facebookに投稿したところから連絡をくれて和弥くんにインタビューを受けてもらうことになりました。

取材形式で答えてもらったというより、本当にごく自然な形で私自身も興味があるところをピックアップして聞かせて頂きました!

取材を通じて思ったことは、「持ってるなぁ」ということ。

そして、色んな事に興味があって可能性を秘めてる感が凄かったです。笑

今はまだ留学したばかりなので、今後編集を加えてサッカー留学の違いも感じてもらえたらなと思います。

ここまでサッカー関係者には4人ほど取材しましたが、びっくりするくらい多種多様です。

色んなスポーツ留学生をこれからも取材して行くのでどうぞよろしくお願いします!

和弥くん貴重な時間を本当にありがとう!

はるか



中村弘一:ラクロスNCAA全米チャンピオン

 

〜はじめに〜

今回は先日トビタテ!留学JAPAN 3期生の大先輩弘一さんに取材を行いました!

現在日本でアメリカの選手たちと一緒に日本を周って自身の経験を多くの大学生に伝えている最中です!!

ラクロスでオーストラリアとアメリカに留学し全米チャンピオンになった弘一さんのストーリーを是非ご覧ください!

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紹介文
出身地:福岡県北九州市
出身校:戸畑高校/中村学園大学
生年月日:1993年12月27日
競技:ラクロス
国:オーストラリア、アメリ
主な経歴:別途添付

中村弘一 2018.pdf

質問欄

 

今回取材に応じて下さった理由は何ですか?

スポーツ界隈から留学生を出す事が魅力的だと思ったから。

取材を通して海外に行く子が1人でも増えたらいいなと。

その為のきっかけ作りの一つとして協力したいと思ったからです。

 

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留学計画について詳しく教えて下さい。

トビタテ留学ジャパンの計画自体は二年間で、ワーキングホリデービザで オーストラリアに 2016年4月〜 9月の後半まで行きました。

その後一時帰国して海外の友達を日本に連れて来てクリニック行って、

10月から 2016〜3月末までトビタテの機関を活用して活動しました。

5月に全米チャンピオンを決める大会があったのでその為に再度アメリカに行き優勝して帰って来ました。

 

留学前の海外へのイメージはどうでしたか? 

正直なところ全くコネなし。情報なし。イメージなし。でした。

知らない世界にしても、まあ死にはしないだろうと。笑

現地の情報も正直全く情報はありませんでしたし、グランドやチーム状況なども知らないまま行きました。

唯一ホームステイをすることとどこのチームに所属するのかは日本にいる間に決まっていました。



留学後に変わった自分の考え方や価値観があれば教えてください。

やってみてやれないことはないと強く感じました。

英語ができなくても追い込めばできるようになればなるし、ラクロスもかなりレベルの高い所でしたが、最終的にはレギュラーも取ることができました。

厳しい環境でも飛び込んでしまえばやれるんだと感じましたね。

むしろ今回全米で優勝しましたが物足りないくらいです。

かなり憧れてていた日本代表になる為にはどういった練習が必要か等、具体的に想像しやすくもなりました。

実際に今回優勝した全米のチームの方が日本代表とも張り合えるほどレベルが高いチームだったこともありかなり自信もつきました。



留学中に困難を乗り越えた経験はありますか?

実はオーストラリアからアメリカへ行った後、1ヶ月ホームレスを経験しました。

アメリカの大学のコーチが「学校も寮も全て奨学金で賄えるからいつでも来ていいよ」と言っていたのに着いた瞬間大学とコネクトが途切れる自体に。

手配されていると思っていたことが全て白紙になっていました。

学校に直接行って聞いてみても、学籍番号がないので「あなた誰ですか?」と変に思われて終わり。

その時トビタテの方も変更届を出していたのでお金もなく途方に暮れました。

その時に「生きねば。」と本気で思いましたね。

その後の生活は、路上でパフォーマンスをやっている人たちに声をかけて一緒にラクロスのパフォーマンスを路上でやってお金を稼いでみたり、日本人のパーティーのビュッフェに潜り込んで残ったオードブルを全てもらって1週間のご飯にしたりもしていました。正直ゴキブリより生きる力あると思っています。笑

 

その間も常に自分の動画を発信したりしてラクロスができる環境を探し続けました。

そうしているとある日元々引き取ってくれると言っていたコーチから連絡がありました。

そのコーチは別の全米でトップを争うチームに引き抜かれていて、動画を送ってこいと言われ、自分がプレイしている動画を送りました。

その後そのチームでトライヤルを受け、結果今回優勝したチームに行くことになりました。

かなり壮絶でしたが、今ではお酒の席でのいい持ちネタになったなと思っています。笑

 

今後の目標を教えてください。

一番直近ではNCAAの四年制の大学へ編入し、全米優勝 世界ナンバーワンになることです。

又2022年 ワールドカップ で日本代表になってメダル獲得します。

その後はラクロス世界ナンバーワンのアメリカのプロでやることが目標です。

2028年の オリンピックもしっかり視野に入れていきたいですね。



今後の未来のスポーツ留学生に伝えたいこと。

本当に上手くなりたいのであれば、海外に行く勇気を持って欲しいです。

体格も語学も違う中で活動することで人間性もメンタルもかなり成長します。

一歩めは怖いかもしれないけど 来て見たら意外となんとかなります。

旅行でもいいし、短期でトーナメントでもいいから日本の外に行くようなことを積極的に行って欲しいです。

そうすることで必ず強くなります。

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最後に一言

こういちさんが連絡をくれたのは、私がオーストラリアに留学してすぐの時でした。

まだ環境にも慣れていない時に初めて連絡を取って、スポーツ留学生としての仲間ができたんだと思ったと同時に、かなりの可能性を秘めている彼をみて惹かれたのを覚えています。

こういちさんには妥協という言葉がなく何事にもストイックでやっているからこそこういう結果が生まれて来たんだと感じています。

自分のやっていることを突き詰めて行くとここまで成長できるんだということがかなり具体的にわかり、私の中でもお手本になりました。

日本代表選手を目指されている方の取材ということでかなり貴重なお話をして頂けたことを感謝しています。

これからもお互い頑張りましょう。

ありがとうございました。

はるか

山上 直輝:アメリカの独立リーグで活躍したサウスポー

 

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始めに

今回はアメリカの独立リーグで活躍され、その後フランスで選手兼コーチとして活躍した山上さんにお話を伺いました。

今では野球留学がかなり盛んになって来ていますが、当時は殆ど知られておらずかなり珍しかったそうです。

また、アメリカだけではなくフランスで選手兼コーチとして活躍され、トータル4年間海外で野球をされた経験を様々な角度から質問しました!

海外の野球はヨーロッパにも可能性がある!かなり貴重な情報を沢山教えて頂いたので、じっくりと読んでみてください!

 

出身地:京都府舞鶴市

出身校:富山県高岡第一高校 高岡法科大学

生年月日:1983年7月29日

競技:野球

国:アメリカ 2年 フランス2年

主な経歴:三リーグセミプロ入団 2年目アメリカのマウイ島の独立チームに

     フランスのチームでコーチ×選手 2年

質問欄

 

今回取材に応じて下さった理由は何ですか?

今回取材をして頂いた事によって、僕の海外経験を色んな人が見てくださるきっかけになると思ったからです。

昔は特に高校、大学、社会人、プロがあるというイメージが強く、海外に目を向けることすら正直ありませんでした。

でも実際はそうではなく、アメリカを始めとした色んな国でスカウトをしてもらえる可能性があります。

僕の経験を伝えることで「海外にも野球ができる環境があるんだよ。」ということを伝えたいと思いました。

また主な経歴にも書いてあるように、フランスでの野球経験があります。

野球のイメージはアメリカがまだまだ強く、ヨーロッパに野球があることすらあまり知られていません。

この取材を通じてヨーロッパでも野球あるんだということも発信していけたらと思います。

大きな理由としては、東京オリンピックの後のフランスのパリでオリンピックが確定していることです。

今回東京で野球とソフトボールがオリンピック種目に入ったものの、次のオリンピック種目から除外される可能性がある種目の一つでもあります。

せっかく東京オリンピックで盛り上がれたとしても、そこで終わってしまうのは寂しすぎます。

野球を盛り上げる意味でもその一つの助けにでもなればなとも思いました。

 

また、通常行われる取材というのは基本的にメディアからですが、今回取材を依頼してくれた本庄さん自身がスポーツをしていることから、「共感してもらいやすいのでは?」と興味を持ったことも理由の一つです。

 

野球を始めたきっかけ

 

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小学校4年生から初めました。

友達に誘われて、その体験に行った事がきっかけです。

 

留学計画について詳しく教えて下さい。

一年目は観光ビザで行ってアメリカのビザのルールに則って野球をしました。

しかしアメリカはビザが難しく、観光ビザを使い試合の日程を逆算して90日ギリギリで帰って来てまた飛んでの繰り返しでした。

実際にまーくんや大谷翔平選手のようなメジャーの選手ですら時間がかかっていることが現状です。

アメリカでビザを取ることはかなり厳しい現状があります。

 

*別の子の記事の時に聞いた話によると、トランプ大統領になってから更に厳しくなっているようです。

 

留学前の海外へのイメージはどうでしたか?

 

アメリカに行くと決まった時は、アメリカが野球が強いことを知っていたので楽しみがかなり大きかったです。

野球しに行くことが1番の目的だったので、英語等の準備はほとんどしていませんでした。

そのせいで実はアメリカに行く時に飛行機を乗り過ごしてしまったことがあります。笑

便の前で待っていたのに中々呼ばれないなと思っていて、インフォメーションに行って聞いたところ、「もうその便は出発しましたよ」と言われました。

当時本当に英語を話せなかったので、英語話せないからなんとかしてくれと頼み込んでタダで別の便に替えてもらえました。

この時ばかりは、少し勉強しておけばよかったなと思いましたね。笑

 

フランスで2年間選手兼コーチをされたとおっしゃっていましたが、どうしてフランスでする事になったか経緯を教えてください。

 

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実はフランスに行く前はアメリカでまだやりたいという気持ちがあったのですが、僕が所属していたチームが廃部になってしまい、そこから一旦日本に帰国してきました。

その後、フランスより先にドイツのチームに声をかけられたのですが、「縁があれば」と言う事でその話が流れ、その後にフランスのチームからかなり具体的な内容でスカウトの話が来ました。

給料の話ももちろんのこと、宿舎の用意、フランス語の家庭教師までつくとのことでした。

僕はピッチャーなのですが、外野やバッターもできるかと聞かれて、結局外野用のグローブも一緒に持っていきました。

かなりオールマイティーなことをしましたし、日本ではなかなかできない経験だったと思います。

 

フランスのチームは日本と比べてどのような違いがありましたか?

 

正直日本のように盛り上がってはいませんでした。

野球自体は知っているけど、野球をどこでやっているのかを知らない人が多かったり、なかなか会場は身内以外の人が来ることがなかったと思います。

一度フランスのオールスターに選ばれた時に観客が1500人程見に来ていて、フランスの野球自体もまだまだ可能性はあるなと感じました。

フランスで今後の伸び代はかなりあるスポーツだと思います。



留学後に変わった自分の考え方や価値観があれば教えてください。

アメリカに行っていた時にみんなより早くグランドに行って準備してグランド整備をしたりしていました。

日本だと「お。頑張ってるなあいつ」と思ってもらえることも結構あると思うのですが、アメリカではそれはなんのアピールにもならなかった事にかなりびっくりしたことを覚えています。

そこでどれだけ他の選手より働いていたとしても結局結果が出ないなら一緒。

そういう世界でした。

その時に「アメリカではこれって必要ないんだ」と思いましたね。

後は、みんなで練習している時に毎日一生懸命練習を重ねている傍ら、他の選手たちはかなり手を抜いて練習をしているように見えました。

こんなもんで大丈夫なのか?と思いながら見ているとチームメイトから「そんなに一生懸命にやっていたらシーズン持たないぞ」と言われた。

 

また、日本だと選手とファンの距離が遠くサインをくださいと言ってもまた今度ねと言って書いてくれない選手も居たりしますが、アメリカでは更衣室にいつ帰れるんだろうと思うくらいまでサインを書き続けました。

とある選手がサインを断っているのを他のチームメイトが見つけると「今書いてやらないんでいつ書くんだよ。今書いてあげなよ。」と言われる程、ファンがいるから自分たちが野球をできているんだという気持ちが滲み出ていました。

時には試合中にベンチの外側からサインを求めて来た子供達にも書くこともありました。

文化の違いとスポーツに対する価値観がかなり変わった瞬間でした。

 

コーチをされた事もあるとおっしゃっていましたが、指導方法や選手対スタッフの在り方で違いがあれば教えてください。

 

僕がピッチャーで投げていた頃、牽制球の投げ方以外教えてもらったことがないです。

日本って投げるフォームや捕球の仕方を教える時に方法を1から10までいいますよね。

海外はそういうことは言わず、型にはまったような投げ方をする人はかなり少ないです。

最低限のポイントを押さえていれば投げられるし、むしろバランスを崩した体制になっても送球が乱れない。

形がどうとかよりもバランスを重視しています。

バランスさえ崩れなければちゃんと投げれることがわかっているので、よくそんな角度から投げられるなと思うような角度からも正確な送球ができる選手が沢山いました。

正直日本人は全ての面において型にハメすぎてしまうところがあり、少し体制が崩れた時に送球が乱れたり、ピッチャーが自分のフォームが崩れた時にかなり時間がかかってしまいます。

その面から考えるとバランスを整えることを優先して芯をしっかり作っておくことができれば、メジャーで活躍する選手がもっと増えると思いました。

 

フランスに行った時にコーチをして感じたことは、選手は選手の役割、コーチはコーチの役割があり立場がどうとかっていうことはありませんでした。

日本ならコーチのいう事に従うのが当たり前でしたが、フランスの選手たちはどんどん意見をぶつけて来ます。

なので、自分の言った事に対してなぜこう言ったのかを説明して説得してもらわなければいけないし、お互いフェアな状態で話し合うことが大前提でした。

頭を悩ます時期もありましたが、口でとやかくいうのではなく背中で見せることを意識して、付いて来てもらう体制をとりました。

そうすることで、選手たちも納得していましたしより良いチームづくりができたと思っています。

 

今後の目標を教えてください。

 

現在は会社員として働いていてい、現役選手としては区切りをつけました。

次は社会人野球を立ち上げる準備に携わっていて、今後はそのチームにコーチとして携わっていきたいと思っています。

またせっかく海外で野球をやったので、日本人の選手をフランスへを送り込んだり、フランス人の選手を招いて交流、トライアウトができる環境を整える事も考えています。

後はフランス人と日本人の子供たちを交流させることが良いなと考えています。

現在はまだまだ始めたばかりで形にはなっていませんが、今後少しずつ形になるようにしていきたいと思っています。

 

 

山上さんのセカンドキャリアを教えてください!

今、ソニー生命保険ライフプランナーという仕事をしています。
(人を幸せにするような仕事です!)

ソニー生命保険
営業職は全員が転職採用で、プロ野球経験者など、元アスリートの人たちもセカンドキャリアとして全国に多く採用されています。

※野球の世界では、いわゆるセカンドキャリアの取り組みについては、他の競技と比べて取り組みが劣っていると感じます…。


「現役を終えて、一体何をすれば良いのだろうか??」


プロ野球選手や僕のように海外でスポーツを一生懸命やってきた人たちだからこその悩みでもあります。

そういった人達に自分が何らかの道標となればと感じています。

自分自身も以前は、野球に直接仕事として関わることだけを考えていましたが、そこが全てではなく、

「今後どのように野球に関わっていくのか」

を考えるようになりました。

現在は直接的ではなく少し外側から野球を見てみることにしています。

 

僕がソニー生命で働くことになったきっかけは、自分の海外のプロチームで野球経験等を伝える講演をしていたことソニー生命の営業所長との出会いのきっかけになり、現在の会社への入社に繋がりました。)

この出会いは野球を一生懸命努力し続けて得られた成果かも?と感じています。

ここから、更に新たな展開がある気さえしています。

野球は野球だけの出会いではなく、その他の方々と出会うことができるものでもあります。

自分の経験を伝えていくメリットは誰かの為になることも勿論そうですが、こうして誰かの為に行うことでたくさんの出会いを生むきっかけにもなっています。

 

今後の未来のスポーツ留学生に伝えたいこと。

 

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まずは日本以外にも選択肢があるということをわかって欲しいです。

海外に出ることのメリットとしては、自分がどれくらい恵まれた国で住むことができているのかがわかりますし、逆に行った国の良さもわかります。

それは野球だけじゃなくどのスポーツにおいても当てはまりますし、自分がやって来た競技を生かして欲しいと思います。

また海外でスポーツをしたという経験で終わるのではなく、次の世代や今後の人生につなげて行って欲しいと思います。

ありがとうございました。

 

最後に

山上さんとの出会いは出会いが出会いを産んで叶ったものでした。

私がかなり印象的だったのは、「ヨーロッパで野球とかソフトボールやってるよ。」ということです。

正直ヨーロッパのイメージはサッカーが強い方が多いと思いますが、そんな事はなく実は色んな国で行われている競技ということがわかりかなり嬉しかったです。

自分自身の経験を誰かに伝えたいという思いから今回の取材を受けてくださった事もあり、かなり一つ一つの質問を丁寧に答えてくださいました。

野球を続けたい人の新しい選択肢として、ヨーロッパに進出できると可能性もかなり広がりますね!

山上さん今回はお忙しい中取材に応じてくださりありがとうございました!

これからの野球とソフトボールを一緒に盛り上げていきましょう!

はるか

瀬崎真悠:生涯スポーツの発展に向けて。

 

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初めに

今回は(名前)取材に受けて貰いました。まゆさん自身の留学はスポーツを支える側としての学びを深めたり、日本のスポーツをする人としない人の二極化が進んでいる中、アスリートとしての選手だけでなく、生涯スポーツをどのように広めて行く必要性があるのかということに非常に熱心に考えられていることが伝わってきました。

スポーツ留学の形が様々な形で行われている事が非常にわかる文章となっているので是非読んでみてください!!

 

紹介文

出身地:熊本県

出身校:熊本大学

生年月日:1997年1月10日

競技:生涯スポーツ(バスケットボール)

国:ウィスラー

主な経歴:玉名高校~熊本大学教育学部生涯スポーツ福祉課程3年 トビタテ6期生

モットー:笑顔を忘れず、感謝を忘れず、夢を持ち続ける!

 

今回取材に応じて下さった理由は何ですか?

私はトビタテ留学ジャパンの制度を使って留学したのですが、せっかく留学したにも関わらず誰かに発信をしたり、共有することをしてないかったからです。

自分がやっていなかかったからこそ今回本庄さんのブログのことをFacebookで見つけて興味を持ちました。。

留学中はスポーツの専門学校に行って、ゴルフ、スキー、スノーボード、マウンテンバイクなどのプロの選手をたくさん見て来てきました。

自身がプレイヤーとしてではなく、アスリート達を支える側としての情報をお伝えしたいと思います。



あなたの留学計画について詳しく教えて下さい。

働きたいと思ったこともあり、カナダのウィスラーにワーキングホリデービザで約一年間留学しました。

ウィスラーに行こうと思った理由は、2010年の冬季バンクーバーオリンピックのスキー場の開催場所で非常に興味深かったこと、オリンピックスポーツについての勉強を深めたいという思いもあったからです。

現地に行くまで私も知らなかったのですが、ウィスラーは「スキーヤーの三大聖地」と言われる場所で山がたくさんあり、スキーヤーにとっては非常に恵まれた環境です。

 

学校自体はスポーツトレーナーが専門の課程に所属び、栄養学やマッサージについて学びました。

プラスαでスポーツイベントの運営や企画について勉強したいという思いもあり、学校が終わった後などの空き時間を活用し、ボランティアなども積極的に行っていました。

行事別にどういうお客さんが多いのか、年齢層や性別も含め様々な観点から観察しました。

また、授業のアウトプットの場として個人的にジムに行ってフォームを確認したり、教えるための練習したあと、英語でクライアントの方々に教えたりもしました。

留学前の計画としては、最後に自分のイベントを作って実行する予定でしたが、達成できず少し心残りです。

 

留学前の海外へのイメージはどうでしたか?

今回のカナダに行く前にはアメリカやフィリピンに短期留学に行ったことはありましたが、長期は今回が初めてでした。

正直怖いなという思いはありましたが、どちらかといえばワクワクする気持ちの方が大きかったですね。

イメージとしては、自分の気持ちを日本語と同じように伝える事ができなかったり、日本のように安全じゃないところもあるんだろうなという感じです。



実際に身近な人に留学を助けて貰ったことはありますか?

私が大学で所属している学科が英語とは縁がない学科で、周りには留学生はほとんどいなくて、むしろ周りからは「留学するんだ!すごいね!」と言われるくらい珍しい方でした。

留学のきっかけとなったのは、SNS上で高校の友達留学しているのを見て、みんなが行っているなら私も行ってみたいなと思うようになりました。

後は大学にトビタテの先輩が居て、その方とご飯に行ったりよく計画についてもお話してしていました。。

一番心強かったのは国際課の先生が計画書を親身に考えてくださった事です。

計画書が通った後も、グループディスカッションの練習にもお付き合いしてくださり、本当に励みになりました。

 

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留学後に変わった自分の考え方や価値観があれば教えてください。

私自身固定観念が強いほうでした。

頑張るのが当たり前。ダラけているのはよくない。楽しいことばっかりやっていて明日のことを考えてない人が許せなかったり…。

留学生の多くは、日本の環境が嫌で海外に行ってみたい人が殆どだと思うのですが、私は寧ろ日本が大好きでした。

特にやりたいと思うことや没頭する事がなかったので、決められた道をどれだけ正しく歩くかという日本の型にはめられたスタイルの方が自分にも合っているし、そっちの方が楽でした。

ですが、留学に行ってから自由気ままななカナダ人と話したり、生活したりして行くうちに、「自分のやりたいことをやる」ことは素晴らしいことだと改めて気がつけた。

 

前まではそういう人たちを批判している気持ちがどこかであったのですが、今はそれを批判するのではなく、みんないろんな生き方があるんだと思うようになりました。

その人にはその人の良さがあるし、自分は自分。

多分留学する前は特にやりたいことがないから、頑張っている人たちが羨ましかったのもあったと思います。笑

 

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留学中に困難を乗り越えた経験はありますか?

トビタテで留学したことで使命感もあり、全て計画通りにしなければいけないと思ってました。

しかし計画に沿っ進めようと思うばかり、少しでもできないことがあるとすごく焦ったり落ち込む事が多く最後には日本でも出来るような座学ばかりをひたすらやっていました。

自分でも計画がうまく行っていない時期はどうしたらいいだろうと思って。

そうしているうちに、トビタテの計画をやろうとも思えなくなってしまっていて。

その時に現地の担当の方が、「最近計画どう?」と私に聞いてきた時に正直に「うまくいかないことばっかりでもうできなくなっちゃいました。」と正直に話したんです。

その時担当の方に「計画通りに進めるのはいいけど、その出来なかった時に他に何ができるのかをどう切り替えてやることを考えたらいんだよ」と言われて計画とは少し離れてしまうけど、違う形で目標設定をし直しそれに向けて進めて行くようにしました。

ドロップインのスポーツコミュニティーに入ったり、ウィスラーのジムの中で開催されるフィットネスクラス毎日足を運ぶようにしました。

そうして行くうちに「ジムに毎日通っている日本人」は私くらいだったので、インストラクターの人や、フィットネスに常連で来る現地の人たちに顔を覚えてもらって「最近英語どう?」とかいつも話しかけてもらえるようにもなりました。

結果的に、一番最後のゴールをしたのは目標数が100人以上の人にフィットネスクラスについてのアンケートをした。

正直冒頭にも書いたイベントを独自で開けなかったことにはまだ心残りはありますが、出来ない時期を乗り越えてやり切れたのは結果としてはよかったと思います。



今後の目標を教えてください。

大学生活があと2年あるので、研究や実験が始まってくる中で、カナダで学んだことを研究に生かしていこうと思います。

将来的には今まで生涯スポーツに沢山触れる機会もあったので、生涯スポーツを引っ張って行く人材になっていきたいと思います。

現状として、日本はスポーツをしている人とやっていない人のギャップが大きく二極化しています。

「スポーツをしている人=競争的」になっていて生涯スポーツの概念がまだまだ少ないです。

特に私が感じるのは小学校、中学校の頃から常に勝つことを求められている世界でやっているので、その時点で自分はこの競技向いてないやと思ってしまい、そこでやめてしまう事が数多く見受けられます。

スポーツは二種類有り、「競技スポーツ」と「生涯スポーツ」は全くと言っていいほど、別物です。

もちろん競争として行う事も楽しいですが、レジャーとして、そして遊びとして楽しむものでもあります。

スポーツを楽しんでもらえる環境を作るためにイベントを開いたり、エクササイズの教室を開いて今スポーツをしていない人達にも楽しんでもらう環境づくりをしていきたです。

 

今後の未来のスポーツ留学生に伝えたいこと。

 

留学前の人だったり、したいなと思っている子達に「留学」って聞くとお金とか時間はかかるけど、すごくキラキラしたイメージがあると思います。

私が実際に留学してみて思ったことはチャレンジした人ほど、夢に描いていたストーリーとは違うようになると思います。

留学前にもうまくいかないこともあるんだろうなと考えてはいたけど、ポジティブに考えればいいやと軽く考えていました。

いざ直面してみるときつかった部分もありましたが、留学ってそういうものだと思います。

むしろ辛いことがあるからこそ、留学って絶対した方がいいと思んです。

日本で生活していても、うまくいかないことはあるけど日本で経験できないことばかりの中でチャレンジして行く事自体難しいです。

ですが、結果が云々ではなく現地で頑張った、それに向かって突き進んだ経験が今後の人生にも必ずいきて来ると思います。

私はアスリートの人達にスポーツの能力も無ければ英語もめちゃくちゃ話せるわけでもなかったですが、それでも留学ができました。

今の現状がどうかではなく、行ってみてたくさんのことを感じて欲しいです。

だからみんなもできるよ!!!

 

最後に一言

まゆさんとはFacebook上で友達になり、私の呟きに対して反応してくださり今回の取材に至りました。

私自身がプレイヤーということもあり、サポートをしてくれる側の本音が聞けて非常に有意義な時間になりました。

思っている以上に知り合いも多くさすがトビタテって感じでしたね。笑

私もオーストラリアに来てからフィットネスに通っている人の人数すら日本よりかなり多いのに比べ、日本のスポーツしている人=競技者というイメージは変えて行かないといけないなと私も改めて感じました。

貴重なお時間本当にありがとうございました!

はるか






吉田勝哉:サッカー

 

 

初めに。

今回は前回取材をした「奥ノ徹也さん」と一緒に渡航されたさんに取材を受けて頂きました。

紹介文

出身地:大阪

出身校:神戸弘陵 追手門

生年月日:1993年6 月13日

競技:サッカー

国:オーストラリア アデレード

主な経歴:小学校3年生からサッカーを初めて、高校までサッカーを続けた。

大学はフットサルと小学生に向けてコーチングを行った。

社会人を辞めてからコーチングとオーストラリアに向けての体づくり。

モットー:感謝。足元を救われないようにする。先を見過ぎずひたむきにやる。

 

質問欄

今回取材に応じて下さった理由は何ですか?

徹也とは元々こっちに一緒に来ていて徹夜からの紹介で取材を依頼されたので受けました。

僕自身が自分のやりたいと思う事をやっていたから少し興味もありました。



あなたの留学計画について詳しく教えて下さい。

サッカーのことは一から自分で調べて来ました。

徹也とは共通の友達がいてたまたま繋がって教えてもらいました。

徹也は元々タイに行っていて、初めて話したときにはお互いオーストラリアにいくことが決まっていたので一緒に来ることになりました。

現在ワーキングホリデーで来ていてセカンドビザも予定しています。



留学前の海外へのイメージはどうでしたか?

ワクワクしていた。

サッカーで海外デビューや!!って感じですね!

特別心配はしていなかったです。

今の時代、最悪携帯があるじゃないですか。笑



周りに留学を身近に感じれるような存在はいましたか?

地元の友達でサッカー留学をしていた友達がいて、その子が帰って来たタイミングで碁盤食べに行ったんですよね。

そのとき僕は社会人一年目だったんですけど、その友達が

「オーストラリアめっちゃちゃ楽しかった!!」

と言っていて、面白そうだし行ってみたいな〜と思いました。

結果的にはその子に話を聞いたことがきっかけでいくことを決意したことになりますね。

本人から特別深くは聞いていなくて、本当に興味本位から動き始めました。




留学後に変わった自分の考え方や価値観があれば教えてください。

全てに関して緩すぎる。

時間がゆっくり流れているように感じます。

せかせかしていないから、今は日本に戻りたくないというのが正直な意見ですね。笑

後は時給が高いので、少ない時間でもお金を稼げるからすごく楽です。

 

サッカーでは、日本人選手に求められていることを想像していたものが確信に変わりました。

オージー(オーストラリア人)は

日本人のイメージ=「走れる奴」「献身的に動く奴」

というイメージがあることを想定していました。

なので日本にいる時の体づくりの仕方もあえて体も大きくしようと思わず、走るトレーニングを主に行うことを意識しました。

結果的にチームメイトや監督から「走れる選手だ」と言われましたね。

後はいきなり入ってきた人に対して指示を出してくれない。

仲間内の何かがあることがすごく見えますね。

英語が伝わらないので仮に同じパフォーマンスの選手が居たら、間違いなくそのオージーの人が試合に出ます。

その人達に勝って試合に出るなら、英語力に勝るパフォマンスを身につける必要があると感じています。




留学中に困難を乗り越えた経験はありますか?

実はオーストラリアに来る1週間前に怪我をして、蹴ったら足が痺れるくらいの大怪我で。

どうしようかと考えていたのですが、現地に着いてチームに連絡したら「1週間後から練習きて」と言われて、そのままの足の状態でサッカーをしました。

案の定2、3週間パフォーマンスが全くでず、挙げ句の果てにシーズンギリギリまでテストされて最後の最後に「いらない」と言わレテ最悪でしたね。

その次のチームを探し、実際に見つけることが出来ましたがチームシーズン間近だったこともあり、チームが出来上がっていました。

結果的にはその落とされたチームがリーグ内の12チーム中11位で今所属しているチームが5位。

運よく監督も選手もいい人でとてもやりやすいチームでもあり、結果往来だったかなと思います。笑

僕は自分が追い込まれた時こそチャンスがあるといつも感じていますね。



留学した後の変化はしましたか?

留学自体は行く前に思い描いていた通りにことが進んでいます。

いい意味でも悪い意味でもそうで、サッカー自体は結構順調に進んでいますし、初めは英語話せへんからテンパるだろうな〜と思っていたら案の定焦りました。笑

最近の英語力に関しては相手が何を言ってるか少しわかるようにもなって来ました。



今後の目標を教えてください。

今まさに目標を達成してしまっていますが、だからと言ってモチベーションが下がるわけでもなく、今好きなことをできている時間を噛み締めています。

本当に充実しているなと思います。

後は収入源を増やすために投資にも興味が湧いてきているのでどんどん勉強していこうと思っています。



今後の未来のスポーツ留学生に伝えたいこと。

僕自身正直高校の時に活躍もしていません。

僕よりサッカーがうまかった人たちですらみんな就職している中で、

「留学ってお前でもいけるん?!?!」と言われることがありました。

これを言われた時凄く嬉しかったし、誰でも行けるよということを言いたいです。

ツイッターなどのSNS上でも時々僕が海外でやっている風景を写真で載せたりするのですが、そのときに後輩から「海外でサッカーしてしてるんですか?!?!」ということが増えました。

僕が行ったことで「俺でもいけるからいけるよ!!」ということを声を大にして言いたいです。

行きたいけどためらっている人へ。

「とりあえず一回行った方がいい。」

「俺でもいけるから君もいける」

逆になんで迷ってるの?と思う。

自分の意識がある人は誰でも来れますよ。

そしてツテは自分で作るもの。

人は勝ってに寄って来るからそのタイミングでそれをものにするかできないかはあなたのセンスです。

是非海外に行きたいならチャレンジしてください!

ありがとうございました。

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最後に一言

サッカーに対する思いが強く、私が日本に「海外でもソフトボールができる環境があるんだよ」と伝えたいことに対して共感してくださり、またかつやさん自身もそう思ってくれたら嬉しいとお言葉を頂きました。

徹也さんから繋がり、現在いろんな方面で繋がりが出来るようになりました。

強い気持ちがある人は自ずと自分から道を探すとおっしゃっていて、まさにその通りだなと思いました。

現に今の生活に満足してるならそれはそれでいいと思いますし、逆に情報を知らないだけで行けていないのは凄くもったいないと思います。

今の時代、働けなくて食べられなくて死ぬことはまずありません。

日本の失業手当もありますし、何かしら誰かが助けてくれる環境が整っています。

今の仕事を手放すことにビビって行かずに後悔するのは勿体無いのでやりたいことをやって欲しいなと思います。

かつやさん、今回は取材に応じてくださりありがとうございました。

はるか





奥ノ徹也:サッカー

 

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初めに

今回取材した方は、現在オーストラリアのアデレードでサッカーをしている奥ノ徹也さんです!

ツイッターホリエモンさんのリツイートでたまたま目に止まり、直ぐに連絡しました。

徹也さんのストーリーを聞いていると、誰でもやり続ければ夢は叶うなと感じました。

そんな徹也さんに今までの事と今後の活動について、今スポーツ留学を迷っている方達に向けて語ってもらいました。

 

紹介文

出身地:大阪府

出身校:大阪府立福井高校

生年月日:1994年6月8日

競技:サッカー

国:オーストラリア

主な経歴:ラトビア2部FK auda/タイ4部kabin united/南オーストラリア州リーグwhite city

モットー:『旅するようにサッカーをする』というテーマを元に各国を飛び回ってサッカーをしています。

それと平行して今後のセカンドキャリア準備として投資にも力を入れたり、ブログを書いたりしています。

 

質問欄

 

今回取材に応じて下さった理由は何ですか?

本庄さんと知り合ったのは、ツイッター上で僕が「ホリエモンの本読みたいから誰か送ってくれ〜」というツイートを見て本庄さんがフォローしてくれたことが始まりです。

直ぐにフォロバを返すと、本庄さんの方からDMで連絡が来てそこからやり取りをするようになりました。

同じオーストラリアで、僕自身が今やっていることに共通点があって本庄さんを応援したいという気持ちがあり、今回の取材に応じました。



あなたの留学計画について詳しく教えて下さい。

僕はラトビア、タイとオーストラリア三カ国でサッカーをする為に渡航しました。

その際に全てエージェントを全く通さずに自分絵やりました。

英語力自体は全くなく、一から全部自力で調べて単語を繋いで調べまくりました。

殆どのサッカー選手が留学するとき、「ユーロプラス」という会社からタイやオーストラリアにサッカー留学する際に仲裁役をしてくれるのですが、手数料が本当に高いです。

その分、宿泊や契約、練習会場まで送迎まで付いていて安心だとは思います。

しかし、プロ契約が成立した後もその給料の何%か引かれ続けますし、僕はそれがもったいないと感じたので全て自分でやりました。

 

契約や大事な時に不安になることはありませんでしたか?

実は契約の時は無料で通訳を通すことができます。

正直チームを見つけたりする時の英語力は自分で調べながら送れます。

 

具体的に配属チームの探し方を教えてください。

配属チームの見つけ方としてはまずその国のチームを調べて、チームで運営しているFacebookを探し、メッセンジャーを送ります。

1チームだけでなく、不特定多数に送りまくりました。

その中で返信が返って来たチームと連絡を取り合い、現地で直接トライヤルを受けるという流れですね。

かなり苦労はすると思いますが、その分お金も浮きました。

価値観は人それぞれなので、もしお金を浮かせたいならこの方法はオススメです。



留学前の海外へのイメージはどうでしたか?

ラトビアが初めて行った国なのでその国のイメージが僕の最初の海外のイメージです。

元々、海外ってどんなところだろう。とイメージはあまりなく、どちらかといえば日本から出て誰も知らないところに行ってみたいと思っていました。

僕自身海外にそもそも憧れがあって。日本みたいにせかせかしていないイメージはありましたね。

みんな気楽に過ごしていてラフな感じなんだろうな〜とか。

自分のペースで物事を考えたいタイプなので環境的には海外は自分にあっているんじゃないかなと思っていました。

周りがこうするからとか、上司がこうするからとかそういう誰かに従ったり、流されたりする生き方が向いていないとずっと感じていました。

後は海外の人ってみんな自己主張が強いイメージでしたね。

 

周りに留学を身近に感じれるような存在がいたり、実際に助けて貰ったことはありますか?

高校からずっと海外への憧れがありました。

海外に触れるといった面では母が洋画好きだった事もあり映画が殆ど英語だったり、家で流れる曲がすべて洋画でした。

特別誰かに影響されたというよりは、日本を出てみたかったということの方が興味がありました。

自分のことを誰も知らない環境に行ってみたいと思っていましたね。

 

留学した後に変わった自分の考え方や価値観があれば教えてください。

日本は自分の言いたいことを言わなくても通じたり、みんなが自己主張するわけじゃないからある程度自分の意見が通りやすかったなと思います。

海外の人は逆にみんなが自己主張をするから、逆に意見しないとどんどん相手にされなくなっていきます。

僕の勝手な解釈としては周りの環境が関係しているように思っていて、強く見せとかにないとやられるという風習があるのではないかと思っています。笑

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留学中に困難を乗り越えた経験はありますか?

一番は英語が通じないのは辛いですね。

よく聞く言葉ではありますが言葉の壁は結構辛いです。

チームの人たちとのコミュニケーションも取れないから、自分はこうしたい、こうして欲しいという事を言えなことも辛いですね。

最近は自分からどんどん話しかけてみる事を意識しています。

簡単な質問を投げかけてみて、こういう質問をしたら、どういう返しが返ってくるかを推測しながら聞くことでリスニングの練習をしています。

後は返ってきた言葉に対して単語でもいいから返す努力をしています。




今後の目標を教えてください。

シーズンが八月で終わるので、そこからセカンドホリデービザをとる予定です。

サッカー自体は自分がやりきったと思えるところまでやりきります。

僕は過去に一度サッカーを辞めている分、今回やっぱり好きだと感じたサッカーでどこまでいけるのか、自分の限界も感じてみたいと思います。

僕は今まで「自分はできるという勘違い」をして来たので、このレベルでこれ以上はもう無理やと思うところまでやりたいですね。

心のどこかで「僕はまだ先に行ける」というイメージがずっとあったり、このプレーが出来たら絶対上に行けるという確信がある時があったり。

後はこういうプレーが出来るという残像があるんですよね。

言葉で説明するのは凄く難しいのですが、何か感じるものというのが僕にはあります。

その残像通りにプレイしている自分を求めて日々練習しています。

 

ツイッターの@の後ろに「旅するようにサッカーを。」と書いていますがどのような意味を込めてこの言葉にしたのかを具体的に教えてください。

このテーマに固定していると言うわけではないのですが、今のやっている事のテーマとして自分とマッチしているからです。

僕はサッカーも好きだし、海外に行く事自体も好きです。

どっちが上とかなくて、サッカーも旅も同じくらい好きで。

自分の好きなことをまとめたらこのワードになりました。

海外でサッカーをする人の中には、日本でプロになれなかったから海外に行くという少し妥協要素が入っている人も中にはいますが、僕の場合はそうではありません。

好きな事を叶えられる場所だったからこそ海外にでサッカーをすることに非常に価値がありました。

 

今後の未来のスポーツ留学生に伝えたいこと。

「海外でスポーツをする人」は思っているより少ないです。

だからこそ、そこに興味を持って行く事を決めたなら自信を持ってください。

誰やっていないことに挑戦しているんだという気持ちを持つことが大事です。

後は、少しでも「海外でスポーツがしたい」と思うならしたほうがいいです。

理由は、「自分で海外に行きたいと思ったから」です。

何が言いたいのかと言うと海外でスポーツに限らず、したいと思うことはぜひして欲しいです。

逆に言うと海外でしたらこう言うメリットがあるよと今改めて言おうとも思わないですし、日本でやりたい事があるなら全然日本でもいいと思います。

自分自身で考えて欲しいのは「心の中で揺れ動いているもの」があるならそれに向かって行動してほしいと言うことです。

人間はいずれ死にます。

その死に際に「ああ、もっとこうしておけば良かったな」と思うのではなく、「今までやりたいことやり続けてきて良かった」と思える人生にするかってとても大事だと思うんですよね。

人生の中で後悔する事をどんどん捨てて行く。

そうする事で死に際の死に方が大きく変わると思います。

僕は殆ど準備なんてしていなくて、行きたい気持ちだけでここまで来れました。

日本人の殆どの人が用心深く考えすぎて、海外にいくこと自体が大きく感じてしまっているように感じます。

でも実際に僕が海外に住んでみて思うことは日本と文化は変わるけど、海外にいくこと自体はそんなに特別ではなくごく普通なものだと感じました。

思い切って挑戦してみてください!

有難うございました。

 

最後に一言

今回の取材で改めて思ったことは、「うまくいっている人って感性で動いている人が多い」という事です。文中にもありましたが、言葉ではうまく説明出来ないけど何か感じるものがあったり、根拠のない自信を持っていることが分かります。これはとある人から聞いたのですが、根拠のない自信は「幼い頃にどれだけ愛情を注いで貰ったか」で大きく変わるそうです。徹也さん自身もお姉さん二人で末っ子だそうです。男兄弟が一人だったこともありお母さんからも、お姉さんたちからもかなり可愛がられたそうです。無償の愛を受けることで、誰に何を言われても自分のことを信じれる力があるからこそ、ここまでやって来れたことも感じ取れます。

仮想通貨の事や、今までのサッカーの事など詳しく書いていて面白かったのでこちらも紹介しておきます。

roughree.com

 

この度は取材に応じていただき本当にありがとうございました!

はるか





Yu Taira:野球

 

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今回は、オーストラリアのシドニーで草野球チームに所属し、現地の人たちと野球を楽しむ「ゆうたいら」君に取材をしました。(英語圏で出会ったこともあり、ゆうたいらがアダ名みたいになっていたのでそのまま書き出しました。笑)

彼自身は、高校まで野球を続けていてその後に英語を学ぶためにオーストラリアに渡航しました。

しかし、日本人が多い中で中々英語の成長も甘えが出てしまったことから思い切って短期でフィリピンへ留学。その後オーストラリアにもう一度戻り、現在弟と一緒に草野球チームで活躍しています。

そんな彼の今に密着しました。

 

紹介文

出身地:東京江東区

出身校:茨城県鹿島学園高等学校

生年月日:1998年8月21日

競技:小学校二年生から野球をはじめ、高校も野球推薦

国:オーストラリア、フィリピン

モットー:礼儀、フレンドリー

 

質問欄

 

今回取材に応じてくれた理由

本庄さんとは語学学校で知り合い、僕がシドニーで野球をしているという話から取材を受けて欲しいと頼まれたから。



留学前の留学イメージはどういったイメージでしたか?

僕自身、留学をするしようと思った理由は英語を勉強したかったからです。

高校の先生にも勧めてもらったこともあり、オーストラリアに行くことを決意しました。

英語を勉強しようと思ったきっかけは、日本でも仕事する時に使うだろうと思ったことです。

正直にお話しすると、海外のイメージは環境から食べ物、全部に関していいイメージはよくなかったですね。

日本が一番いい国だと。全部他の国より揃っていのは日本だといいだと思っていました。



留学後変わったことはありますか?

視野が広くなったなと感じます。

細かいところに目が行くようになったり、人に対する関わり方が変わったり…。

オーストラリア人は助けてくれたり、気軽に友達になれるのが理由だと思います。

日本人が普段あまりしていないようなストリートバスケットボールや、路上ライブがあらゆるところで行われているのは魅力ですね。

周りの人も含めて環境が変わったことで、視野が広くなったと感じます。



留学中に困難を乗り越えた経験はありますか?

正直困難にぶち当たったみたいな大きな事件とかは特になかったです!

僕が英語できなさすぎたところを除けば…笑

初め来た時に英語が話せない時は、いつでも元気でニコニコしてました。

絶対みんなにハローって言うことを常に心がけていました。

友達が遊びに誘ってくれれば、どこにでもついて行ってましたね。笑

そうしておけば、友達もできましたしなんとでもなりました。



留学した後、留学前と変わったことはありますか?

現在8ヶ月経って思うことは、英語が話せるようになったことは一番大きかったですね。

それと同時に逆に日本はなんでも揃っていることにも気づく事が出来ました。

例えば時間通りにバスが来たり、買いたいものが安価で買えたり、それ以外したい事が出来たり、欲しいものが手に入ったり全てがを揃っているように感じました。

実際に海外に行った事で、「日本って本当に凄い国なんだな」と改感じましたね。



今後の目標を教えて下さい!

英語のスキルアップです。

留学前からそうでしたが、英語のレベルを上げることが一番の自分の目標です。

留学した当初はビギナークラスから始まり、現在インターミディエットクラス(中級レベル)に上がりました。

ですが、僕の中ではまだまだ足りていない部分も多いので、もっとレベルアップできるようにしていきたいと思います。



具体的に行ってる現地の草野球について教えて下さい。

グランド状況は全然日本と変わらないです。

悪い場所はこれといって特別なく、草野球ですがリーグもちゃんとあります。

今はウィンターリーグのチームに所属しています。

僕が加入しているチームは、野球が好きな人たちでやるといったスタイルでみんなで和気藹々としています。

 

草野球を知ったきっかけは何ですか?

元々弟が現地で野球をやっていて、同じチームに一緒に入った感じです。

弟は学校の友達からの誘ってもらって始めたみたいです。

僕達のリーグでは、シーズンが始まる前に払う50ドルくらい払えば簡単に誰でも入れます。

 

〜弟が近くに居たので話してもらいました〜

僕はローカルでやったほうが面白いと思いますね〜。笑

レベルもそうですし、ローカルのチームなら少しばかり給料が発生するチームもあります。

ただ、難点としてはローカルでやるならトライヤルを受けてそれに合格しなければならないです。

いち早く誰でも簡単に始められることを重視するなら草野球ですね。

 

スポーツ留学生に伝えたいこと

留学して、壁があるのは最初だけで慣れてしまえば全然平気です。

野球を今までやってきて日本とオーストラリアを比べた時に、オーストラリアの人達は「楽しくやること」を大前提でみんなやってます。

特に練習の時から楽しくやっているのは本当に魅力的です。

日本にいるときはとにかく練習が長いな〜とずっと思っていました。笑

オーストラリアの練習は大抵日曜日に試合があって、あとは自由に自主練をやる感じです。

僕は普段友達や弟と練習をしています。

海外でスポーツするっていうのは、ハードルが高く感じるかも知れませんが、来てみると案外普通にコミュニケーション取れます。

海外でスポーツのコミュニティに入ることで友達もできます!

英語を習得したいなら、まずは色んなところに突っ込んで行くことが大切だと思います!

 

最後に

彼とは語学学校で初めて出会いました。

誰に聞いても「I know Yu Taira!!」と言われるくらい本当に人気者で学校中に知らない人がいない状態でした。

彼自身、正直英語力はまだままらならない状態でも友達作りという面では本当に積極的にしていた印象です。

全然話せない時から笑顔でいろんな人と話しているせいか、みんな口を揃えて「ゆうたいらは良い人。」と言います。

留学生の鏡でもあると思います。

文中にも書いていますが、やはり誰にでも話しかけて笑顔でニコニコしているとその人の人柄に惹かれて人が寄ってきます。

誰に対しても優しく、ニコニコしている彼に沢山の人が彼を認めたのだと感じました。

話せなくても、友達ができる。そしてそこから話せるようになって行きます。

自分が好きな競技を留学先でもやるというのは、レベルが高いように感じる人もいると思いますが、以外と簡単に始められて、英語習得にも大きく手助けしてくれるようになります。

言語が理由で留学しないのは勿体無いので、是非ゆうたいらのようにたくましく、そしてニコニコ作戦で留学を踏み出して下さい!

取材を受けてくれてありがとう!

はるか



渡辺夏彦:プロサッカー選手

 

今回はドイツでプロサッカー選手として活躍している夏彦さんに取材を受けて頂きました。

彼は幼い頃から海外でサッカーを経験していて、今回念願のドイツでプロになるという目標を達成しました。

まだまだ成長中の彼の現在の活動、夢を追う姿に迫りました。

 

紹介文

 

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出身地:東京

出身校:國學院久我山高校、慶應義塾大学

生年月日:1995年6月26日

競技:サッカー

国:ドイツ

主な経歴:U17日本代表

U18日本代表候補

日本高校選抜

モットー:雨奇晴好

 

今回取材に応じてくれた理由は何ですか?

本庄さんとは、ポンタ(同じ大学のユニサカ)のメンバーからの紹介で、知り合いました。

その時点で、ポンタとの関わりが、「Twitterフォロー👉本庄さんからダイレクトメールが送られてくる👉スカイプでその日に電話」という流れだったことで、行動力があって面白どうだなと思いました。

一度話をしようという話になって、その時にこの「スポーツ留学生のひとりごと。」に出て欲しいと依頼され、そのまま出たという感じです。

留学目的を詳しく教えてください。

そもそも僕の場合は、留学というよりは「自己実現のために海外に渡航した」と言った感じです。

もちろんサッカーをしに行っているのですが、これはあくまでも僕の中でキャリアの中の一つです。

自分がやりたいことが海外にあったから海外に行くというのは、ごく自然な選択だったと感じています。

 

海外でサッカーをする時にはどのように計画の立てましたか? 

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僕自身、父が仕事柄海外へ行くことが多く、海外には幼い頃から興味を持っていました。

中学時代に「海外に行くこととはどんな事なんだろう?」というのを調べたことが始まりですね。

その後、高校から行くことを考えてはいたのですが、一番興味があったスペインは、下部組織に加入する条件が厳しかったんです。スペインサッカー協会の方で定められているんですけど、基本的には13歳くらいまでには下部組織に入らくてはならないんですね。

大学進学が出来なかったら海外に行く。ということを決め、結果的には大学進学が決まったので、大学に入った時に「卒業したら海外に行く」ということを決めました。

自分が海外に行くというのも決めて、とあるサポートしてくれる人と出会い、僕が今後やっていきたい事とマッチングしたことから、その人にお願いしました。

ブラジルに中学生の時に1回、

スペインは中学生の時に2回、高校で1回、大学で一回の計4回

ドイツは大学に入ってから3回行きました。

やドイツには何度か練習に参加したりしていていました。

トライアウトと練習参加はエージェントの方に間に入ってもらって計画を立てていました。

両親は僕自身は何かをする時に、選択の押し付けや引き止められることはありませんでした。

むしろいつもヒントを与えてくれて、背中を押してくれていましたね。

僕がやりたいことを応援してくれる家族には本当に感謝しています。

 

海外に行く前の海外のイメージを教えてください。

僕自身、海外に行くこと自体が小さい頃から多く海外慣れはしていたと思います。

もちろん、言葉や文化の違いはありますが、「海外だから何かが特別」とか、「海外だからこうだ。」みたいな日本との違いについては特に思ったことはありません。

ですので、海外に行くこと自体のハードルは無かったですね。

 

留学前の英語力はどれくらでしたか?

英語力は微妙ですね。笑

高くはないけど、最低限のコミュニケーションは取れるかなと言ったところです。

なぜ微妙かというと、テストの点数は高くないけど、現地で話はできるからです。

今はドイツで生活していますが、元々スペインに行く可能性が高かったから2年くらい勉強していて、ドイツ語は半年しかしていませんでした。

プロとしての実績がない状態では、スペインでプロ契約を結ぶことが困難だったこともあり、それよりは資金力も豊富なドイツに行くこと決意しました。

今はまず、ドイツで結果を出して上に行くことだけを考えています。

ただ、僕が初めにカルチャーショックを受けたのがスペインだったので、スペインに行きたいという気持ちはいまもあります。

 

現在の語学力(英語、ドイツ語)はどれくらいですか?

ドイツの人たちに対して英語自体は日本よりは全然通じるけど、田舎の方ではほとんど通じないです。

特に40歳以上の方には通じないですね〜。

今はサッカーが僕にとってのお仕事なので、もちろんドイツ語をメインに勉強しています。

最近は、チームメイトと話すときは英語とドイツ語を交えて話すことが多くなってきました。

 

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今後の目標を熱く語ってください🙇‍♂️!!

将来的に考えた時に、サッカー選手っていうのはゴールではなくて、その先にやっていきたいことが色々出てきました。

初めは、サッカーW杯が優勝する為にというのは具体的な理由でしたが、現在はそれだけに留まらずサッカーを通じて周りの人にどんなことを与えられるのか、そして幸せに出来るのかというのも考えるようになりました。

例えば、サッカーを通じて誰かに勇気を与えるようになったりとか、自分がサッカーをしていることで誰かに幸せを届けられたりとか。

そういう選手にもなりたいですし、僕の周りの人がもっと愛に囲まれて行くような形を作っていきたいです。

現在は、文化やアートにとても関心があり、いろんな角度から勉強しています。

今は周りの人を幸せにする事から始めていますが、最終的にその活動が「世界平和」にも繋がって行けばいいなと思っています。

ユニサカを通じて、動員数を増やすことが出来たり、スポンサーを獲得できたりした経験は本当にいい経験でしたし、様々な形での成功をしてきました。

ですが、スポーツの本質というのは、「誰かに感動と勇気を与える」ということが一番の本質であるとも感じましたね。

 

スポーツ留学生に伝えたいことを教えてください。

少しでも海外を意識し始めたら、すぐに出た方がいいです。

留学の準備をしてからじゃないと行けないなんてことは殆どありません。

英語力が、お金が、とか理由は沢山あります。

ですが、正直現地入りしてしまうとやらなきゃ行けなくもなるので、語学の勉強もやるべきことも自らやるようになります。

これはスポーツだけに限らず、何事も計画してやるというよりは、まずは行動することが凄く大切だなと自分自身も感じています。

スピード感ってめっちゃ大事だと思うんですよね。

夢とか目標が明確になっていなくても、行動して行くうちにわかってくることが多いです。

僕が今までやってきた中で、いろんな経験からそういうことを感じたので、是非留学を考えている人たちにはスピード重視で、今すぐにでも留学を始めることをお勧めします。




最後に一言

夏彦さんとの出会いは、ユニサカのポンタさんから繋いでもらったことがきっかけでした。

取材をしている時には、本当に色んなところで共感できることが多かったです。

留学って語学のために行くわけではなく、「やりたいことがある場所がたまたま海外だった」というのは自然な流れだと感じました。

夏彦さん自体は、海外留学というより「プロのサッカー選手として」なので、スポーツ留学とは違うものなのかとも感じましたが、夏彦さんの行動していること自体は、今後の「スポーツ留学生」に向けても夢を与え続けるような行動だと思い取材していただきました。

サッカーの記事が重なっていますが、目標が違ったり、全く別の個性あふれる記事になりました!

サッカー留学一つにとってもこんなに違うんだなと驚きです。

その他のサッカーに関する記事はこちらから⬇️

softball111.hatenadiary.jp

夏彦くん、今回は取材を受けてくれてありがとう!

これからもドイツでの活躍を楽しみにしています✨

はるか

 

立命館大学ボランティア団体「AVA」とは

 

今回は、立命館大学体育会のボランティア団体「AVA」を取材しました!

私自身も去年1年間携わり、現在も学外事業部として活動しています。

URLも載せてあるので、是非興味のある人は見てください!

 

◯AVAの立ち上げまでの経緯

野球部での「交通安全委員会」というのが、AVAの前身です。

大学2回生の頃、近隣住民の方から「野球部のバイクの交通マナーに関して」たくさんのクレームを頂いてました。丁度その頃に、野球部の交通マナーを改善することを目的として上記の委員会が設立され、私が委員長に選ばれました。日々交通マナーの改善に取り組んでいたのですが、一度地域住民の方とお話させてもらう機会を頂いた際にあるお言葉を頂きました。

それが「立命館の体育会は・・・」というお言葉でした。

私自身、野球部の問題としてミクロに捉えていたのですが、実際に地域の方はより広い「立命館体育会の交通マナー」として問題視されていたことに気付きました。(実際は一部の部員のマナーが悪いためなのですが笑)

その際に初めて、私自身「立命館」という母体に目を向ける事ができました。客観的に見てみると、日頃から同じグランドで活動している他部活がどのような活動をしているのかも一切知らないという状況でした(もちろん他部活に友人はいたのですが、部としての活動という意味で)。そこから、体育会の横の繋がりをもっと強固にし、地域の方へ日頃の感謝の気持ちを伝えるためにボランティア活動を行えば、より立命館として、また個人として社会に価値提供が行えると考えました。そこから、柊野グランド、原谷グランド、BKC等で活動する部活に呼び掛け、有志が集まったのがAVA立ち上げの経緯です。



◯AVAとはどんな団体なのか

AVAは発足当初のボランティアだけを目的とした形から大きく進化しており、現在は「大学スポーツの未来を変える」ことを念頭に以下の理念の元活動しています。

 

①様々な価値観の受容による「人間力の向上」

②刺激し高め合い「切磋琢磨」できる関係に

③地域社会と「相思相愛」の関係に

④大学スポーツの更なる「振興・発展」への寄与

 

具体的には、上記の理念に伴い、地域イベントへの参加、自主的な清掃活動、学外の団体、組織とのコラボイベントの実施、体育会内、外の学生の交流の場の提供、ソーシャルメディアを通じた大学スポーツの認知、価値向上のための活動等です。

またAVAの特徴として体育会の学生だけではなく、体育会外の学生も参加し、大学スポーツの今後についての議論を日々繰り広げています。

 

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◯現在の実績

・創設1年目にして、「2017年度立命館大学学生部長表彰」を受賞

立命館大学から「学びのコミュニティ助成金」を受給

京都市北区から「平成29年度北区民街づくり提案支援事業」に認定、補助金受給

 

◯代表メンバーの紹介

私自身現在社会人1年目ということでAVAにはAlumniとして関わらせて頂いております。

現在、総幹部として3人のメンバーがAVAを引っ張ってくれています。

・中川誉也(代表代理)

・堀部咲穂(副代表)

・三木成和(副代表)

 

◯AVAの活動を行うことで変わったこと

個人的には、「社会への問題意識の明確化」と「それに対する解決策の個人的な見解」を明確化する事ができたことです。AVAは体育会の部員も所属していますが、どちらかというと当事者ではなく、大学スポーツに関係する第3セクターとしてイメージしています。そのような立場で必要なのは「客観的に母体を見て、分析を行うこと」です。それを繰り返す中で、当事者では見えてこない問題意識や自分なりの解決策を明確化する事に繋がりました。

体育会でいうと「大学内での認知度の向上」、「体育会の繋がりの強化」、「体育会の学生がスポーツ以外でも活躍できる場の創出」、「地域の方との繋がりの強化」です。データをとった訳ではないので、あくまで実感値ではあるのですが、AVA発足前と比べ、上記の4点は非常に変化を感じます。

 

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◯AVAは世界を変えられますか?

変えられると思います。

世界が様々な情報機器で繋がっていく現在の社会において、非言語のコミュニケーションの一つである「スポーツ」の価値はどんどん向上していっているように感じます。その価値向上に伴い、スポーツの形を自分達から変えていくというモデルケースは特殊なものであり、外面的な評価(世間から見た大学スポーツ)の変化だけでなく、実際に活動する団員の心境にも変化が訪れていると感じています。その2つの変化を長期的な目線で考えた時、今後の社会にとって非常に有意義なものになるのではないかと考えています。



◯今後の主なスケジュール

継続しているボランティア活動に加え、他団体とのコラボイベント、体育会学生へのキャリア形成イベント、新たな大学スポーツのメディアの創出等を考えています。詳細については今後、HPやSNSを通して告知させて頂くので、そちらをご覧ください。

www.ritsumeikan-ava.com



◯AVAの未来

今年で言えば、規模、価値提供共に今までのアウトプットとは比べものにならない団体になると予想しています。

また長期的に言えば、日本の大学スポーツ界のイノベーターであり続ける(あり続けて欲しい)と考えています。


最後に一言

私自身、AVAとは立ち上げ当時から携わってきました。

その中で、AVAのメンバーの中には本気で体育会をよくしていきたい、そして大学スポーツと地域の関係をよくしていきたいと思い活動してきました。

この団体を活性化させる事で、より多くの地域密着ができると共にスポーツ界を盛り上げることにも繋がります。

また、AVAのメンバーになる事でAVA以外での悩み相談、自分の夢を語り合える仲間ができ、自分の人生相談ができるかけがえのない仲間と出会えると確信しています。

AVAのメンバーの中には熱意がある人が多く、競技自体で活躍することが全てではないとも感じることができます。

別の競技で頑張る人、そして体育会に所属していなくても、体育会の行事を支えたい、そして仲間として一緒に頑張っていきたいと思った人は是非こちらの記事を見てもらって、自分がやりたい役割に加入して見てください!

共にAVAを進化させていきましょう!!!

www.ritsumeikan-ava.com

はるか

 

 

 

 

 

 

 

大学サッカーを盛り上げるために〜学生で運営していく日本版NCAAの大きな一歩〜

 

発足のきっかけ

ユニサカは2016年に発足しました。慶應義塾大学体育会ソッカー部の渡辺夏彦が

サッカー日本代表がワールドカップで優勝する」

という夢の実現のために、大学サッカーを自分たちで変革しようとユニサカは生まれました。大学サッカーの人気を向上させることで、収益力向上、技術力向上へと良い循環を作ろうというビジョンを掲げています。そのためにまずは大学サッカー界1のコンテンツである早慶サッカー定期戦を盛り上げるべく、慶應・早稲田の学生を中心にスポーツに関心のある学生が集まって、色々な施策に取り組みました。僕も元々大学スポーツの収益化に興味があって、親友が誘ってくれたので立ち上げメンバーとして参加しました。

ユニサカHP

unisocc.com



苦労したこと

個人的には体育会の組織の固さに苦しみました。僕は体育会ではないので、OB会や学校側との直接のやりとりは体育会の学生が行なっていたのですが、話を聞く限りやはり体育会組織は柔軟性が低いです。新しいことをやりたい時に、誰と誰の承認を得れば良いのか?が不明確で、責任の所在が曖昧でした。スピード感を持って仕事することができなかったのは苦労しましたね。OB会や学校との繋がりが体育会の良さでもあるので、ユニサカ自体を信頼される組織にしていくことが重要だと思っています。

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スポンサーとの繋がり

ユニサカに特定のスポンサーはいません。早慶サッカー定期戦の協賛金をユニサカが営業して取ってくるという形です。ユニサカ発足前までは大口の協賛金を取っていませんでした。そこで、様々な施策を打つための資金として、親和性の高い企業様に協賛金を出していただこうと考えました。ユニサカが学生団体ではなく、一般社団法人なのも、協賛金を受けるための法人格を用意するためでした。



ユニサカを通じて変わったこと

大学スポーツの現状を知っていくうちに、ちゃんと勉強する必要があるなと思うようになりました。かつては漠然と北米の大学スポーツは盛んで、そのモデルを輸入すれば良いと思っていました。メジャーなスポーツで資金を稼いでマイナースポーツにも回せるんじゃないかと思っていました。しかし、日本とアメリカでは前提条件が全く違ったり、そもそもアメリカのNCAAも法的な問題点など様々な議論があることを知りました。これは早慶戦を通して現場を知っただけでなく、ユニサカが主催する勉強会などのイベントで多くの学生・社会人から学んだことです。日本のスポーツを良くしたいと思う大勢の人に出会えるのがユニサカの価値だと思います。



ぽんたさんにとっての「スポーツビジネス」とは

スポーツビジネスという言葉はあまり好きではないです(使ってはいますが笑)。ビジネスはビジネスで、スポーツだからと言って特別なものではないと思います。スポーツの産業化には賛成です。今後、社会が成熟していく中で、スポーツの価値は高まると思います。もっと言うと、技術が発達すると、人間はアートかスポーツをやるくらいしかやることがなくなってしまうと思います。そういう時代がきた時までに、スポーツをより良いものにしておく、スポーツに関わる人が幸せになる仕組みを作っておくことが重要です。なので産業化が必要ですし、僕はスポーツが大好きなので、ライフワークとしてビジネスサイドから関わり続けます。



今後のユニサカの未来

ユニサカは「自分たちが 大学スポーツを 変えていく」というフィロソフィーでやっているので、学生のものです。ぼくら卒業生ではなく現役の学生が決めていけばいいと思います。ただ、学生が主体的に大学スポーツを変革していくという動きがユニサカ以外にも広がると面白いですね。日本版NCAAは大学生の意見をほとんど取り入れず、大人たちが進めています。そうではなく、大学生が自ら発信して大人を巻き込んで主体的にやっていく。その先例にユニサカがなれると思います。

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スポーツ留学生に対して一言

僕はスポーツビジネスを勉強したくて交換留学に応募したのですが、スポーツビジネスの授業がない大学に行くことになり、普通の留学生として1年間過ごしました。今思えば向こうの大学のスポーツチームでスタッフとして働いてみたりできたかも知れませんが、行動力がたりませんでした。この記事を読んでくださっているスポーツ留学生やその予備軍の皆さんの、日本を飛び出していく行動力とスポーツ愛を尊敬します!ぜひ日本のスポーツを外の視点から見て、たくさん発信してほしいです。ユニサカとしても個人としても何か協力できることがあればするので是非言ってください。スポーツ界を若い力で盛り上げましょう。

 

7/7(土)第69回早慶サッカー定期戦 -早慶クラシコ-を是非見に来てください!!

wk-soccer.com

ぽんたさんとの出会いは、SNSTwitter)でフォローして来てくださったところから始まりました。話していると、同級生だとか、SEO対策に詳しいとか、ユニサカがどんな物なのかと色々教えてもい、本当に興味津々でした。フォローされてから物の数分でフォローを返しお互い時間が空いているとのことだったので、速攻スカイプを通して電話をしました。お互い事業を始めたばかりでこれからやって行くことにお互い接点が沢山ありそうです!スポーツ界が今後間違いなく盛り上がると言われている中、日本版NCAAに対しての発展に深く関係して来る予感!!

 

こちらの50円コンサルは、私自身もやって頂き50円でこんなに詳しく教えてくれるの??と思う程、ブログ初心者で自分自身でしている方にとっては朗報だと思います!

めっちゃおすすめなので是非!!!↓

note.mu

 

石倉大河:サッカー

 

〜紹介文〜

23歳 山梨県出身です。

高校卒業後約1年間アルバイトをしてモンテネグロに9ヶ月

それからオーストラリアのブリスベンに来ました。

オーストラリアはブリスベンにだけ滞在していて4年目になります。

1年目はワーホリ、それからは学生として生活しています。

出身地:山梨県

出身校:帝京高等学校

生年月日:21/10/1994

競技:サッカー

国:Australia

〜主な経歴〜

FC TRABESSO(山梨県)

PRIMEIRA CAMISA(ブラジル留学1ヶ月14歳)

帝京高等学校(東京)

FK BERANE (モンテネグロ)

Ipswich knights (ブリスベン)

Moreton Bay United(ブリスベン)

Ipswich knights (ここで1度サッカーを辞めている)

Taringa Rorvers FC (ブリスベン)

モットー

「とりあえず全部やってみる。」

留学生活はとても短い時間だと思います。その短い時間でも色々な経験を出来る機会はたくさんあると思っています。それは自分から挑戦する事だったり、周りの人が招いてくれたりと、チャンスや機会は誰にでも色々あると思います。

そのチャンスや機会を好き嫌い、得意不得意関係なくやってみる。さらに出来るだけ長く。そこには面倒だったり、たくさんのストレスがあるかも知れませんがやってみます。そうするとそこで信頼関係が作れたりすると、その機会が次へのステップアップに繋がるからです。

 

「自分の道は自分で決める。」

これは高校を選ぶ際に後悔したので高校卒業後はこのスタンスで生きています。

中学生の時は明日の事など考えずサッカー、学校というような生活でした、なので高校を選んで進学するなど考える事は当時出来ませんでした。

少し贅沢な話かもしれませんが、

親や知り合いに押されて入った高校は卒業してみれば色々な意味でいい経験は出来たと今は思っています。

ただ、あんな事をする必要が無かったなと思う事がたくさんあるので、今では逆にあんな事をさせる環境、大人にはならないようにと毎日思っています。

それからは自分の道は自分で決めるようにしています。

 

今回取材に応じてくれた理由は何ですか?

私も同じような事をこれからしたいと思っているから。

 

留学目的を教えてください。

現在は英語を伸ばすのは勿論ですけど、色々な国の事を知り、そこから日本を知る事ですかね。

 

留学計画はどのように立てましたか?

8フットボールというサッカーのマネジメントをしてくれるエージェントを使いました。サッカーだけでなく、色々な機会の場を作って提供してくれるのでとても色々な経験が出来ています。

8フットボールについて知りたければ連絡下さい!笑

サッカーでブリスベンに来るなら圧倒的にオススメします!

 

留学前の留学イメージは何ですか?

親、友達、たくさんの方に支えてもらいました。

留学のイメージとかは特に無いです。

英語を話す、どんなサッカーしてるのかなー、くらいです。

あまり何も考えて無かったです。

 

留学前の英語力はどうでしたか?

皆無ですね。

高校での学力は313人中312位だったので、、、

 

現在の英語力は…??

留学生とは問題無く会話出来ます。

ネイティヴとの会話は分かりますけど、基本分からないです。笑

その人の話し方で分かりやすい人もいます。

 

留学後変わったことは何ですか?

外国についてもですけど、日本についてよく考えるようになり日本について多くの事を知りました。

 

留学中に困難を乗り越えた経験を教えてください。

毎日が困難みたいな感じなので毎日ストレスです。笑

バイト探し、引っ越し、交通事故。喧嘩。失恋。笑

それなりに経験しました。

 

留学後の留学はどんなイメージでしたか?

イメージというか、留学したら英語が伸びるなんて事は無いです。

なんならオーストラリアにいても努力しなければ英語は使わなくても生活できます。

自分で何か目的、目標が無ければ何も無い留学生活になってしまうので留学って言う程凄い経験では無いのかなとも思います。

 

今後の目標を熱く語ってください!!

・山梨の活性化

・ITエンジニアになる

・日本人に日本の文化を伝えて行き、失いつつある日本文化、伝統の存続とか出来たらと思います。そしてその結果日本の生活満足度が上がって少子化問題も解決していければ最高だなと思っています。

 

未来のスポーツ留学生に一言お願いします!

言葉の壁が1番だと思うのでそこの勉強が1番だと思います。

あとは現地に行けばどうにでもなります。

日本人代表として海外に行くという気持ちを持って留学して欲しいので、日本の文化、伝統等自分自身について知る事も凄く大事だと思います。

そして、帰国したらその経験を出来るだけ多くの方と共有してその素晴らしい経験を元に何かをプラスに変えられる人間になって下さい。

そんなあなたといつか色々なお話しがしてみたいです。

 

最後に一言

たいがには、私が留学に来てからすぐに助けてもらった友達の一人です。

語学学校の初めての週に一緒に買い物に行ったり、ブリスベンのことについて詳しい彼には何度か助けてもらいました。自分を持っていて、何か感じるものがありいつも話すとき少し緊張します笑 お互いスポーツ生ということもあり、お互いの気持ちがわかったり、今のやりたい事について話したり…。心の支えになっています。多くの留学生は日本に帰りたくないと言っている人が多いように思いますが、たいがは日本が大好きで、その日本がより良くなるように動いています。心が純粋で、長く海外にいるからこそ客観的にどうしていけばいいのかを見ることができたんだと思います。彼の今後の活躍が楽しみです!取材受けてくれてありがとう!

岸英太:男子ソフトボール 

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紹介文

出身地:大阪

出身校:興國高校

生年月日:1995年 5月24日

競技:男子ソフトボール

国:オーストラリア、シドニー

主な経歴:高校インターハイ準優勝、インカレ4校同時4位入賞、2015わかやま国体成年男子5位入賞、大学通算本塁打192試合中73本  高校大学通算140本塁打

Twitter :【s_natural01】

Instagram:【eita_australia】

iherbコード:【NIN1454】

モットー:ライバルは自分

〜質問欄〜

〇今回取材に応じてくれた理由

 

留学経験者として

このような素晴らしい”場”に

何かメッセージを残さないわけにはいかない!

と思ったからです。

 

〇留学目的

フィットネス大国であるオーストラリアに足を踏み入れ

ジムの雰囲気、環境、施設に触れ

どのようなトレーニングをしているか

日本になくてオーストラリアにあるもの

日本にあってオーストラリアにないもの

フィットネス大国のフィットネスを勉強し

将来のパーソナルトレーナーの仕事に活かす。

 

〇留学計画の立て方

そもそも海外に行ってみたいと思った理由が

今から3年前に放送された

「5時から9時まで」

のドラマです(笑)

セリフで、石原さとみ山下智久が流暢に

英語で喋ってるのをみて

「ばりカッコいいやん!!」

と惚れてしまったんですね!笑

www.youtube.com

そこから”英語”というものに興味を持ち始め

海外行ってみたいな~~と

思うようになりました。

そして徐々に

「本格的に英語を学びたい!」

と思うようになり、

最初は英会話教室に通おうと思ってたんですが

先輩や同期に相談すると

「留学いきーな」

と皆が口をそろえて言ってくれたんです。

そして親とも相談して

行く決意をしました。

 

まずどうやって留学をするんや?

というところから始まりまして、

身近な友達で唯一一人留学する予定だった子がいて

それが本庄遥さんでした。

そして本庄遥さんにいろいろ話を聞いて

エージェントの紹介もしてくれたんです。

そこからはエージェントさんと2人で準備を進めていきました。

 

〇留学前の留学イメージ

試練や苦難があるとは思ってもいませんでした。

”留学”といえば、毎日天気が晴れで(あくまでもイメージ笑)

毎日笑ってて

ただ英語だけ伸びるものだけだと思っていました。

〇留学前の英語力

出発前に、ネットや本である程度勉強はしたんですが、

いざ現地に着いてみると

それがたった1%ぐらいしか約に立たなかったんですね。

実際、英語環境に飛び込んでみて英語で話そうとすると、

緊張してしまって勉強したはずの言葉が出てこなかったんです。

逆に、すぐに口に出てきたは

「I love squat

ぐらいでした、汗

 

〇現在の英語力

筋トレ用語しか言えなかった僕は、

学校でもめちゃめちゃ悔しい思いをしたんですんね。

周りがめちゃめちゃ喋れる人ばっかりで、

結局授業内容も分からないまま、一日を終えてました。

 

このままじゃあかん!!と思い、

語学学校に通って1週間たった頃に、

「クラスで一番喋れるようになったる!!」

と決めたんです。

質問も誰よりもしました。間違っても良いから、伝わればいい。

出川イングリッシュじゃないですが、

とにかくクラスメイトにも先生にも笑われまくりました。

でも、そこは

「笑いとってる!俺おいしいやん!!」

と感じる大阪人でして、

笑われることに関しては全く嫌ではなく

むしろ幸せでした笑

海外でも天然ボケが通じるんや!!てね。

それを毎日繰り返すと、

いつの間にか、僕がクラスの発言の主導権を握ってるようになってました。

先生も何かあったら僕を当てるんですね(笑)

 

そして英語力を伸ばすのに一番取り組んだことは、

モノマネです!!

僕にとっては、これにつきます。

とにかく誰でもいいので、この人カッコいいなぁ、と思う人の口調や服装まで

全てをモノマネするんですね。

その人が電車でグラサンをかけてたら、自分も電車でグラサンをかける。

歩き方やオーバーリアクションまで、全部マネするんです。

ダンベルもって歩いてたら、ダンベルもって歩くんです!!

映画に出てくる登場人物でもなんでも良いんです。発音練習もしなくて良いです。なぜなら、その人のモノマネをしてるんですから。

先生曰く、今では「語学学校に通ってる日本人の中では一番流暢やで」

と言ってくれます。日常会話は、3ヵ月足らずで喋れるようになりましたね。

モノマネなんですが、スポーツしてるあなたなら一度はやったことあると思いますが、

誰かの選手をマネしたことはありませんか?

バッティングフォームのモノマネやスタイルまで、

これなんです。

何か上達したければ

モノマネなんです。

モノマネは最強です。



〇留学後変わったこと

恥ずかしがらずに、誰とでも接することが出来るようになりましたね!

いろんな国の人の行動を見てみると、

とにかくフレンドリーなんです!

僕もそこの輪にいると、自然に染まっちゃって

今では道でマッチョがいたら

喋りかけて会話しちゃうぐらいです笑笑

 

そして、何より

生きる力がつきましたね。

日本語が使えない環境の中で、電車、バスやジム、携帯や銀行の振込み

ショップから部屋探しまで

全部自分でなんとかしないといけないので、

その時はめっちゃ必死でした。

 

〇留学中に困難を乗り越えた経験

僕、実はシドニーに来てから、たった3ヵ月の間に

引っ越しを5回もしてるんですね。

なぜかというと、ホストファミリーとのトラブルがあったからです。

(引っ越し計ホームステイ3件、シェアハウス2件)

家のルールもそうなんですが、何といっても国の文化の違いや、常識、そういった壁があって

ほぼ毎日揉めてたときもありました。

最初の頃は英語で自分の気持ちが言えないので、なおさら辛かったです。

正直、何回も泣きました。笑

 

今は、シェアハウスでトラブルもなく平和に暮らしてますが

あの”試練”のおかげで、僕にとっては、これから生きていく上で

とても大事な経験になったと思います。

 

生きる力と、我慢力、世界には色んな国のカラーがあって、

日本の常識を通してはいけない。

高校や大学では学べないものです。

 

何より一番思ったことは

”日本人は素晴らしい人種”

ということですね。

僕が感じた日本人の素晴らしいところを

言わせてもらいますと。

時間を守る、連絡を入れる、大事なことは前もって早めに伝える。

相手を思いやる、など。

「めちゃめちゃ当たり前のことやん!!」

て思いますよね?

 

でもここに来たら

当たり前じゃないんです。

これが外国人なんです。

 

僕がまだホームステイ先にいたときに(インドネシア人でした)

「あなたは明後日引っ越しをせなあかん」

と突然の突然に言われました。

理由はホストファミリーがホリデーを使って国に帰る予定だったからです。

次の新しい家は、そのホストファミリーの友達の家だったので探す必要はなかったんですが、新しいホストマザー(インドネシア人)も日本人が来る、と突然に言われたらしく

困ったそうです。

 

それもそれで、新しいホストマザーにも

「あなたは2週間後引っ越さなあかん」

とこれもまた突然に言われて

エージェントに急遽ホームステイ探しを

お願いしました。(エージェントは基本ホームステイ先しか担当しません)

本当はシェアハウスをしたかったんですが、2週間で見つけるのはとても難しく

もし見つかったとしてもすぐ住めるとは限らないんです。



あと、人によっては

時間を守りません。

「明日どこどこで何時な~」

と決めて、次の日になったら

何時になってもこ来ないんです笑

こちらから連絡を入れると

「今日は面倒くさいから行かない」

とか

「今日は別のメンバーとビーチきてるねん」

と普通に言ってくるんです笑

「いや、昨日約束したやん!!」

てみんなで口揃えて言いますよ笑

因みにこの前遊んだ時も、5分前10分前に来る人は

日本人だけでした。笑

 

かといって日本人だけしか時間を守らないわけではないので

安心してください。

中にもこういう人種がいるということです。

 

でもやっぱり日本人は最高です。

 

要するに相手の気持ちや思いやりがこもっているということです。

 

また、このようなことを経験したことにより

日本人の良さを学べることが出来ましたし

 

これからの人生で

早めの行動をもっと大事にしよう

と改めて思いました。

 

〇留学後の留学イメージ

留学は挫折を味わえる場所であって

人間的に大きく、そして強くなれる場所です。

(もちろんめっちゃ楽しいです!!)

ただ英語力だけ身につけて帰ってくるようなものではありません。

 

海外、特にオーストラリアなんかは

それこそ色んな人種の人がいます。(オーストラリア人あまり見かけません)

 

世界中の国の人がここにいます。

そんな環境の中で対応していくためには

頭を柔軟にしないとダメなんです。

日本の”モラル””常識”を全部なくしてみようものなら

あり得なさ過ぎて、想像もできないですよね?

でもここに来たら分かるんです。

日本の常識が通用しない、ということが。

だからこそ、心を大きく且つ柔軟に対応していかないと

こっちで生活できません。

これはオーストラリアだけでなく

留学する人皆経験することです。

 

でももちろん、海外の人も良いところは持ってるんですよ。

 

いざ日本を離れてみて、客観的に

日本人は、あーでこーで

と、分析するじゃないですが

そうやって考えるときに

海外の人の良いところと悪いところと

見比べるんです。そして

ここは面白いからマネしよう!

こういうところはマネしよう!

ここはやめておこう

というように考えて、とにかく良いところを盗むんです。

これを経験したら

「自分めっちゃ成長したやん!!」

と思えるときがやってくるんですね。不思議なことに。

 

本当に、留学前の想像してたこと以上に

何十倍も成長しましたね。

 

そして海外の人は、日本人とはまた違った考え方や価値観を持っています。

 

特に英語圏の人は、

人の目を全く気にしません。

そして自由です。

 

こういうところを盗むんです。

こうして自分のやる気をアップさせてくれるんですね

 

今後の目標

シドニーでしか得ることのできない知識や考え方、

また自分から人への接し方

フィットネス大国の中でトレーニングをしてみて感じたことや、

パーソナルトレーナーと現地のトレーニーから教わったことを

来年からのパーソナルトレーナーの仕事に活かして

活躍していきたいと思います!!

 

スポーツ留学生に伝えたいこと

海外ってどうなんやろな~

ちょっと行ってみたいな~

という気持ちがあるそこのあなた、

行きましょう! 3ヵ月でも1ヵ月でもいいんです。

もちろん経済的な面もありますが、

理由もなんでもいいんです。

 

日本を離れてフィットネス大国に行って筋トレしたい。

もっとマッチョになりたい、、、

行きましょう!

ただマッチョだけになって帰ってくるようなことはありませんから。

将来なにか思い描いてるものがあれば

必ず留学での経験が活きるはずです!

 

上記の

日本の常識が通用しない

は必ずしもみんなが通用しないわけではありません!!

それだけ日本人が素晴らしい

と言うことです。

英語圏のひとは(イギリス、オージー、カナダ)日本人と似てる部分はありますし、ノリが良くて面白いです。

特に関西人と韓国人はめちゃめちゃ似てます!!

 

ぶっちゃけ言います。

成功したかったら

行きましょう!

将来成功する気しかしなくなります。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!

 

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最後に一言

今回は、大学に入る前から仲良くなり、大学ソフト時代を共に頑張った仲間でもある岸英太くんに取材を受けてもらいました!文中にも書いてありますが、彼が海外に行くかどうかを迷っている時に特に相談にのっていました。自分のやりたい事に英語が直結する事、そして色んな可能性を秘めていることを分かっていたので、オーストラリアに来てくれて本当に嬉しく思っています。彼に関しては特に、留学する前としてからの変化を見てきましたが、自分のやりたい事が明確になっていて、それが結果に現れ始めています。確実に成長を感じました。(なぜかいつも親目線笑)共に頑張る仲間として、そして今後も筋トレ界、スポーツ界の中で活躍することを願っています。取材受けてくれて本当にありがとう!これからも宜しく!